こんにちは!himawariです。
テレビ番組「ナゼそこ?」に、和歌山県の山の中で自給自足をするご夫婦が出演されるということで、
以前も自給自足家族について記事を書いたこともあり、凄く気になったので詳しく調査してみました!
自然豊かな場所に移住して自給自足をしている方が結構多くいらっしゃることに驚いていますが、
どういった生活をされているのか気になりませんか?
これからの時代、自給自足が身についているということはとても強みになると感じます。
経済的自立や、環境への配慮もでき、健康的な生活も送れそうと良いことづくめなのでは?
と思います。
他の自給自足ファミリーについてはこちらをご覧ください↓
今回の記事では、和歌山県で暮らす、自給自足生活をされているご夫婦についてと、東大卒だという妻について調査したものをまとめました!
和歌山県で自給自足をする夫婦とは?

和歌山県南部の秘境にある集落・那智勝浦町色川(いろかわ)で、築150年ほどの古民家に移住暮らしている、
外山(とやま)さんご夫婦は、夫・哲也さんと妻・麻子さん。
お2人の歳の差は、24歳差だそうです!
小学校6年生の、のどかちゃんと小学校4年生の快(かい)くんのお子様との4人家族です。
和歌山県の中でも、那智勝浦町色川地区は特に移住者が多いそうですよ!
夫・外山哲也さん
兵庫県出身
新潟県や東京都での生活を経て、農村暮らしがしたくて和歌山県へ移住して30年以上になる。
色川での生活の前には、同じ和歌山県のすさみ町佐本で15年ほど住んでいた。

当時、佐本には移住者はほとんどいなかったそうです!
でも近隣の人が、とてもよく面倒を見てくれたんだって!
引っ越しの手伝いをしてくれたり、田植えの段取りをしてくれたりなど。
とても温かく迎えられたことが分かるね!
居住者の方々にとって、新たに移住者がきてくれることはとても嬉しいことだよね。
妻・外山麻子さん
福岡県出身
東京都、神奈川県での生活を経て、2007年に色川に移住。
東京大学の大学院で環境問題や移住行動についての研究をする上で、移住地が多い地域として現地調査に那智勝浦町色川を訪れたことがきっかけで移住を始める。

環境問題の関心を突き詰めたら、自分には田舎暮らししかないと思うようになったみたい!
そして自分の移住のために移住の研究をしていたんだって!
田舎暮らしの知恵を教えてもらう上で、人間関係がつくりやすかったのが色川だったとのこと!
お2人は、色川で知り合いご結婚されたそうです!それぞれが色川に移住を決め、暮らしていく中で出会ったのでしょうね。運命的で素敵です!共通の意思や想いがあるって良いですね。
薪炭、沢の水、自分で育てた米や野菜など、かつて日本の田舎にはどこにでもあった「あたりまえの暮らし」がまだ色川にはあって、今の日本でこんな暮らしができていることが素直に嬉しいと感じているそうです。
自給自足の生活は?
外山さんご家族は、自給自足をしながら、自宅で飼っている鶏の卵や栽培しているお茶などを販売して生活しているそうです。
「そこそこ農園」を営んでおり、野良仕事、薪炭での調理、鶏の世話・卵集め、牛の世話、薪風呂などや、保存食づくり、山菜取り、茶摘み・製茶などの体験をすることもできるそうです!
色川は山深い地形を開拓した地域で、日照の短さなどもあり農業にはあまり向かない土地ともいわれているそうですが、寒暖差からお茶の栽培や、棚田での米作りなどが盛んに行われています。
農業はやりづらいが、自給自足はしやすいとのこと。
必要最小限の電気はソーラーパネルから。
美しい沢から流れてくる水を分けてもらうため、水道代は0円。
生活に必要な分の野菜は自家栽培している。
また鹿肉を獲って捌いたりなどもすることができるので、食材に関しても潤沢にある。
太陽熱温水器はたいていの家にはあるので、お風呂ではこちらを使っている。
薪が使い放題なので、料理は薪ストーブでまかなうことができ、薪風呂にも入れる。
世間では価格が上がる一方であり家庭を悩ませる、電気・ガス・水道代が1000円ほどなんだそうです!
健康的であり、光熱費を抑えることもできる自給自足、魅力がたくさんですね!
夫である哲也さんは、色川での暮らしを次のように語っています。
やっぱり田舎には田舎の良さがあってね。例えば地元の人には、どんだけ不満があろうとも人間関係を維持していかなきゃいかんという覚悟がある。それに比べ移住者は、楽しく付き合える範囲で地域と関わりを持ちたいと思っていることが多い。背景から生じるその辺の違いが何とも難しい。まあ何はともあれ、一軒の空き家に灯りがともるっちゅうだけで、ほんまに有難いことなのは確かやなあ。
上手に地元の方と溶け込め、助け合って生活をされている様子がうかがえます。
自給自足の中でも、私個人的には薪風呂がすごく気になります。気持ちよさそう!
色川での子育ては?
子供たちは、木、山、川、虫たちとお友達で、親の育てたものを食べ、親の仕事を見て育っていることが分かるので、逞しさがあって安心して子育てができるそうです。
地域でいろんな人との繋がり、関係性があって、地域のおじいちゃんおばあちゃんが見てくれていたり、年齢や学年関係なくみんなで一緒になって遊ぶ姿も見られるので、
「地域に育ててもらう」と言うことを実感されるそうです。
子供にとってもとても良い環境なのだと分かりますね。
このような関りを持つことは、都心などで暮らしている方にはなかなかできないことですよね。
のびのびと子供が安心して暮らせる環境があり、仕事をするご両親や地域の方をすぐそばで見ることができ、
自給自足をしていくことで物や自然を大事にするという感覚も備わっていくので、
心も体もたくましくなるんでしょうね☺
色川の子供たちはとても人懐っこいそうで、子供を友達同士で助け合ったりする姿も本当によく見られる光景なんだそうです。
キラキラしていて温かい様子が目に浮かびます。
そして、雰囲気がジブリを思い出させます。
外山さんご夫婦のお2人のお子様が、これからどんな大人になっていくのか楽しみですね!
妻・麻子さんは東大卒のエリート!
もともと、エネルギーや生態系、気候変動などの環境問題に興味があり、
東京大学で研究を行っていた妻の麻子さん。
「田舎で百姓しかない」と考えるようになり、大学院でIターンについて研究する中で、
移住者が多い山村ということで色川が紹介されており、研究の聞き取り調査を目的に訪れたことがきっかけだそうです。
色川に通っておじいちゃんおばあちゃんに話を聞いているうちに、
昔の暮らしこそが究極に環境負荷のない暮らしだと感動し、それをまた次の世代に引き継ぐのが自分のやりたいことだと感じたそうです。
そして色川に2年間通い、大学院を卒業すると同時に色川へ移住したという経緯です。
東京大学に入るために長年頑張ってきた勉強よりも、色川地区に来て、地元のおばあちゃんから教わった3年間が人生で一番勉強になった。
と語られていました。
かなり思い切った転身だとは思いますが、麻子さんは移住してから本当に生き生きとされているので、
移住して旦那様と出会いお子様にも恵まれ、今後も自分のやりたいことに向けて活動を続けていくんでしょうね☺
まとめ
和歌山県の、那智勝浦町色川に移住し、自給自足をされている夫・外山哲也さん、妻・麻子さんご夫婦についてでした。
妻の麻子さんは、東京大学院卒業と同時に色川に移住しました。
夫の哲也さんは、和歌山県に移住して30年以上になり、お2人は色川で出会いご結婚されました。
ご夫婦のお子様2人は、地域の子供たちやおじいちゃんおばあちゃんと共にのびのびとたくましく過ごされています。
「地域に育ててもらう」この言葉だけで温かみを感じます。
地域の子供たちや大人の方々も、キラキラしているんだろうなと感じますね。
自給自足、興味が湧くことだらけですし体験してみたいです!
自然を大切にしながら、地域の人々と深く関わって、笑顔で暮らすご家族。素敵ですね。
こういった生活をすることが、本当の豊かさなのかもしれません。
自然と共生する暮らしの中で得られる、幸福や充実感もあるのだと思います。
移住や古民家、自給自足という言葉に最近は魅力を感じてしまいます☺
また、気になる情報がありましたらまとめてみようと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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