お笑い芸人の渡辺直美さんは、現在活動拠点をニューヨークに移しています。
渡辺直美さんといえば、2007年にピン芸人としてデビューし、ビヨンセのモノマネで大ブレイクし、圧倒的な表現力とユーモアで人気を集めました。
カラフルな色使いのファッションセンスが注目され、国内外で活躍するようになり、
ファッション業界でも成功をおさめ、マルチに活動されているエネルギッシュなキャラクターの女性ですね。
現在、instagramでは1000万人以上のフォロワーを抱え、日本トップクラスのインフルエンサーとして影響力を持っています。
筆者は、「ピカルの定理」での渡辺直美さんが演じる「白鳥美麗」が大好きでした。

このことについては、意外なことに渡辺直美さんご本人は、
毎日反省ばかりで楽しかった思い出がないと語られていました。
「私はコント番組に入りたくて芸人になりました!その夢が奇跡的に叶って嬉しかったです」と喜びをつづる一方で「でもピカルはとても辛かったです。一度も満足した事がありません。毎日反省ばっかりで、収録で楽しかった思い出がありません」と、意外とも言える率直な心境を吐露した。
「どうすればみんなが楽しく見てくれるかを考え過ぎて自分は楽しく出来てなかったのが、最大の反省です」とストイックな姿勢を明かした。
引用:スポニチ
ご本人も共演者も心から楽しそうに演じられておられたと感じますが、ご本人は楽しくできていなかったということが意外でした。
ボサボサ眉毛や顔芸、衣装の制服スカートの短さ具合、共演者が笑いに耐えながらコントしている様子など全てが面白すぎて筆者は大好きでした。
お仲間がいると嬉しいです。(笑)
人を楽しませることがすきだという渡辺直美さん。
お笑いパフォーマンスに対しても全力でストイックに取り組まれていることが分かります。
SNSでもポジティブな発信をされていて、元気がもらえる人柄ですね。
今回は、芸人として順風満帆であった渡辺直美さんがニューヨークに活動拠点をうつした経緯や理由、いつから?何してる?などの疑問や仕事や収入源について深掘りしてみようと思います。
渡辺直美さんはいつからニューヨークに?
2021年3月に、
「本格的に海外でのエンターテインメント活動が始まることになりました!」と、
ニューヨークを拠点に活動することを明かしました。
アメリカでの活動に向けて、アメリカのエンターテインメント全般のエージェントICMと、
モデルエージェントIMGの2社との契約が決まったということです。
日本のレギュラー番組などは2021年3月いっぱいで一度卒業するということでした。
2014年にアメリカ留学した渡辺直美さんは、日米での活動の幅を広げ、2019年にはニューヨークに自宅を購入されていました。
ニューヨークに拠点を移したのはなぜ?理由は?
ニューヨークへの憧れ
渡辺直美さんが子供の頃、90年代のニューヨークに憧れがあり、
映画「星の王子 ニューヨークへ行く」が好きで、行ってみたいと思うようになったそうです。
芸人になってから海外の仕事をもらえるようになってから、
本格的に語学を学んでみたいと思いニューヨークへ行き、国による文化や歴史の違いからカルチャーも学びたいと思い、2014年に留学したとのこと。
世界中のエンタメが集まる国アメリカ・ニューヨークに行って勉強したいと感じたことも留学のきっかけであったそうです。
この時は、現地のニューヨーカー御用達のステージをよく観に行っていたそう。
渡辺直美さんご自身の中では勉強量が足りず、コメディーは相手のことを知った上でやっていかねばならないため、、
ニューヨーク以外にもロサンゼルスやヨーロッパにも行ったりしていたそうです。
日本では芸人として成功し、自分のことを知っている人たちの前でパフォーマンスをする一方、
ニューヨークでは自分のことを知っている人は誰もいない、
コメディアンだと名乗っても、面白かったら認めてやるといった本質で見てくるため、
この人たちを笑わせられたらカッコいいという考え方になったそう。
自分のことを知らない土地で芸人以外のことにも挑戦していきたいという理由があったとのことでした。
まずは自分の語学力でどれだけ人を笑わせられるかを試したいと感じたそうです。
勉強熱心で向上心がある上に、幼い頃からの夢をしっかり実現できたこと、とても素晴らしいと思います!
芸人だからこそ、新しいお笑いもできるんじゃないかという想い
みんなそれぞれのキャラクターと面白さで勝負している芸人さんたちと勝負するには、
自分にしかできない経験をするしかないと思ったそう。
絶頂期であった時期に、留学という形で3か月間姿を消すことに躊躇はなく、
「もっとデカくなって日本に帰りたい」という気持ちが大きかったそう。
漫才やコントやひな壇だけではなく、そこから広げてもっと幅広い場所で芸人として仕事ができるのではないかと思ったとのことです。
「日本での恵まれた環境に実力が追い付かなかったから」とも語られており、
自分に厳しくストイックな性格だということがうかがえますね。
またNSCに入所した際、お笑いに向いているのか悩んだ時期があり、相談した地元の友達に言われた、
「まだ100%も出してないのに辞めるってやばくない?」という言葉も、
ニューヨークに移住した今でも直美さんを支えてくれている言葉なんだそうです。
素敵なお友達ですね。
千鳥の大悟さんの一言
留学の帰国後は日本での仕事が増え、それはニューヨークで
「自分の魅力をどうやって表現するか」ということを学んだことが、より多くの仕事の機会を得ることに繋がったと思ったそう。
移住を決定するきっかけとして、千鳥の大悟さんの言葉があるそうです。
それ以前は、渡辺直美さんは留学先のニューヨークで吸収したことを日本での活動に活かすことが目的だったそうで、移住する予定はなかったとのこと。
そんな時、大悟さんの
「おまえが今してる仕事はワシらでもできるけど、海外での活動はワシらにはできへんからなぁ」という言葉に、頭をカミナリで打たれた感じだったという直美さん。
当時、ニューヨークが世界一のコロナ被害と連日報道されている時期で、周囲は引き止める方達が多かったそうです。
ところが、だからこそチャンスだと思ったという直美さん。
「海外での活動は子供の頃からの夢だったしなぁ」という、自分の心の声に従ったんだそう。
一度留学していた渡辺直美さんに対しての大悟さんの、背中を押す言葉があって即行動に移した行動力も凄いですね。
活動をニューヨークに移すことで日本での仕事を調整したいと相談した芸人の先輩方や番組関係の方達も、
直美さんの夢を応援すると背中を押してくれたそうです。
誰からも愛されているという人柄だということが分かりますね。
渡辺直美さんはNYで何してる?仕事・収入源は?
ニューヨークでは0からのスタートであった渡辺直美さん。
自分からアピールしていかないといけないという気持ちで、今の自分の状況をYouTubeなどで発信したりしていたそう。
そういった活動で少しづつ知名度が上がっていき、現地の方に声を掛けられることも多くなっていったそうです。
ニューヨークに来たことで、日本にいたときは沢山の方に支えられ応援されてきたということも改めて感じたそう。
常に感謝の気持ちを忘れないという素敵な内面をお持ちの方ですね。
具体的にどういった活動をされているのでしょうか?
自身のブランド「PUNYUS」設立
「PUNYUS」(プニュズ)という自身のブランドを2014年に設立。
「WEGO」が直美さんにプロデュースを依頼してできたブランドです。
ジャンルにとらわれることなく、ファッションを楽しむ全ての女の子をターゲットに様々なスタイルの提案を毎シーズン行っています。
独自のPOPな世界観とカラフルなアイテムに、トレンドアイテムやベーシックアイテムをMIX。
フリーサイズから6Lまでと豊富なサイズ展開で、多くの方がストレスなくファッションを楽しめるようなコレクションを発表し続けています。

SNSでの発信
渡辺直美さんは自身のYouTubeチャンネルを運営されていて、チャンネル登録者数は140万人をこえています。
チャンネル登録者数や再生回数を考えると、かなりの広告収入が見込めるかと推測されます。
instagramはフォロワーが1000万人を超えており、こちらも広告収入がかなりのものと予想されます。
YouTubeでは寝ている様子を生配信したり、instagramでは海外セレブリティとのショットや個性的なファッションスナップなどクールな姿を投稿したかと思えば、
寝起きのすっぴん姿も投稿したりなど、飾らずに素をさらけ出すスタイルが、ファンの心をくすぐっているのでしょうね。
Xのフォロワーは200万人を超えています。
今後も、各SNSでのフォロワーがますます増えていきそうな勢いですね!
リアーナの下着ブランドのモデル
渡辺直美さんが大好きなアーティストのブランドモデルに起用されたということで、
インスタライブでこちらの下着の購入紹介をしたという数か月後にまさかのモデルをすることになったなんて、着実に夢を叶えていますね!
エンターテインメント全般「ICM」と、モデルエージェント「IMG」と契約
エンターテインメント全般を運営する「ICM」は、ビヨンセさんやサミュエル・L・ジャクソンさんなどの大物俳優などが活躍する大手エージェント会社。
モデルやインフルエンサーが契約する「IMG」は、ミランダ・カーさんやケイト・モスさんなど世界で活躍するモデルが多数在籍している会社です。
この2社と契約した渡辺直美さんは、活動によっては収入は数十億を超えると言われているとか。
「Naomi Takes America-The Podcast LIVE-」ツアー
ニューヨークやマイアミ、シカゴなど全米7都市を巡るトークライブツアーを2022年3月にスタートし、
全編英語&台本なしの舞台で、観客と英語でのアドリブトークを展開しました。
客席には日本人と現地のファンが入り混じる様子が見られたそうですそうです。
直美さんの持ち前の明るさとユーモアで観客を魅了し、ツアーは大盛況に終わったとのことです。

カラーコンタクトのプロデュース
カラーコンタクトレンズブランド「エヌズコレクション」(N`sCOLLECTION)をプロデュース。
2023年の人気ブランドランキングで10位にランクインするほど、カラコンの定番人気ブランドに成長しました。
オフィシャルファンクラブ「NAOMI CITY」
2024年5月に設立。
現地スタッフによる、直美さんのオフショット写真や本人のボイス投稿といった、会員限定の特別なコンテンツを展開されているようです。
10月に日本で行われたファンミーティングはチケットが完売したそうで、グローバルに活躍しつつ日本にも多くのファンを抱えていることが分かりますね!
まとめ・自宅について
世界を股にかけて活躍する渡辺直美さんについてでした。
ニューヨークでは賃貸にお住まいだったそうですが、2019年に自宅を購入したそうです。
郊外ですが自宅からの展望が決めてとなり購入に至ったそう。
購入当時はコロナのロックダウンの影響で改装も進まず、やっと2024年に改装がスタートしたそう。
170平米の3LDKでバスルームはガラス張りだそう。
こちらの物件の値段は明かされておりませんが、直美さんが最初に気に入った部屋は、なんと70億円だったそう!
郊外だということなので、この価格ほどではないかと思いますが、それでもかなりの価格だということは分かりますね。
「自分のケツを叩くつもりで買いました」という覚悟を示されていて、売れるまでは頑張るという理由が込められているということです。
凄い覚悟と決心ですね!
直美さんらしい素敵な可愛い自宅であることが想像できます。
充実した生活を送られている渡辺直美さん。
今後も、ニューヨークと日本での活躍が楽しみですね。
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