GRAPEVINE(グレイプバイン)は、男性3名から結成されたロックバンドです。
音楽の空気感や温度が大事だと感じる人に特に響く楽曲を創られていて、
大衆的な音楽よりも、じっくり向き合える作品が好みの人、
歌詞に意味を求めるタイプの人などからの評価が高いようです。
オルタナ系ロックバンドながら、ブルースやソウル、UKポップなど多様な音楽背景を消化し、
文学的な歌詞を乗せることで独自の世界を築くGRAPEVINE。
新作を出してはライブで群衆を圧倒します!
オルタナ系リスナーやバンド・音楽ジャーナリストの間ではよく名前が挙がり、SNSでもよく取り上げられているようです。
まさに、知る人ぞ知る名バンドですね!
オルタナ系ロックとは、「もうひとつの選択、代わりとなる、型にはまらない」といった意味の英語の形容詞。1970年終わりから1980年にかけてのアメリカにルーツを持ち、商業主義的な産業ロックやポピュラー音楽とは一線を画す、アンダーグラウンドの精神を持つロックのジャンル。
GRAPEVINE(グレイプバイン)の愛称は❝バイン❞としてファンの間では親しまれています。
本記事では、知る人ぞ知るGRAPEVINE(グレイプバイン)のメンバーのプロフィールについて詳細をまとめてみたいと思います!
GRAPEVINE(グレイプバイン)のメンバーについて

左から西川弘剛さん、田中和将さん、亀井亨さん
GRAPEVINE(グレイプバイン)
別名:バイン
1993年、旧メンバー:西原誠と西川弘剛で大阪で結成。
メンバー募集のチラシを見て参加した田中和将、翌年に亀井亨が加入し、
大阪を拠点に活動を行う。
1997年、ミニアルバム「覚醒」でメジャーデビュー。東京に進出。
1999年 「スロウ」でブレイク。
2001年、西原誠がバンドを離脱した後、2002年に復帰し年内に脱退。
2025年5月 最新アルバム「あのみちから遠くはなれて」をリリース、全国ツアーは大盛況。
ボーカル・田中和将
田中 和将(たなか かずまさ)
ボーカル・ギター
生年月日:1974年1月15日
神戸出身・大阪府枚方市育ち
血液型:O型
大阪府立守口高校卒業
田中和将さんは、「色気のある低音」と「しなやかな中高音」を行き来する独特の声質を持っていて、
聴く人に「沁みる」「重みがある」と感じさせてしまう、大人のロックボーカル。
語り掛けるように歌うスタイルで、感情を露骨に出さず、あえて距離感を持ったクールな表現が多いです。
フレーズの収め方が独特で、一度聴いたら忘れられないという中毒性があります。
ミステリアスな雰囲気も、楽曲の文学性や余白とよく合っています。
派手ではないけど、あとを引くような、クセになるような世界観をお持ちです!
もともと田中さんはギターで入りたかったそうですが、セッションにて歌声を聞いた西原さんの推薦によりボーカル担当となったそう!
ギター・西川弘剛
西川 弘剛(にしかわ ひろよし)
ギター
愛称:兄貴、大統領、師匠、ミスター
生年月日:1969年11月14日
奈良県出身
血液型:O型
桃山学院大学経済学部卒業
西川弘剛さんは、バンドの❝音の色づけ❞と❝表情づくり❞を担う重要な存在。
愛称として❝兄貴❞と呼ばれるだけある、渋みと重厚感に満ちた演奏スタイルをお持ちです。
正解にこだわらず、瞬間的なひらめきと感性を重視。
曲ごとにアレンジが異なり、ストイックさと自然体が共存したプレイが魅力です。
西川弘剛さんの存在があるからこそ、GRAPEVINEの❝憂いと色気❞が増し、
独特の重厚感と奥行きが生まれます。
作曲も手掛けることがあるそうですが、3人体制になってからは作曲する機会は少なくなったようです!
ドラム・亀井亨
亀井 亨(かめい とおる)
ドラム
生年月日:1972年8月2日
大阪府出身
血液型:O型
桃山学院卒業
亀井亨さんは、バンドのリズムと楽曲の❝心臓部分❞をになうだけではなく、
メロディーメーカーとしての顔も持つドラマーです。
派手ではないながらも、「胸を打つ」正確で力強いグルーブを持っているため、
バンド全体に安心感と熱量を提供します。
ドラム以外に、バインの楽曲の大半を作曲している中枢的存在でもあります。
曲に応じて❝抑制と爆発❞を使い分け、リズムにドラマ性と余白を感じさせるアレンジが得意。
静から動への流れを自然に組み込むセンスに長けています!
高校時代の3年間はラグビーをやっていたそう!現在でもラグビーは好きで、ワールドカップで日本が勝つと歓びのコメントを寄せていました!
GRAPEVINE(グレイプバイン)のバンド名の由来は?
GRAPEVINEとは、英語で「ぶどうのつる」という意味。
口伝えの噂話、という意味もあります。
I heard it through the grapevineは「噂で聞いたよ」「人づてに聞いたよ」という意味。
このフレーズは、マーヴィン・ゲイの名曲「I Heard It Through the Grapevine」(1968年)で
世界的に有名になりました。
グレイプバインは、この「噂話を通じて伝わる」というニュアンスに惹かれて名付けられたと語られています。
バンド自身の音楽も、直接的ではないけどじわじわと染みわたっていくタイプなので、
こちらのコンセプトによくマッチしていますね!
ファンからの口伝えで広がっていく人気、直接的ではなく間接的に感情や物語を伝える歌詞の手法などにリンクしていることが分かります!
まとめ
GRAPEVINE(グレイプバイン)についてご紹介しました。
メンバーは、ボーカル・田中和将さん、ギター・西川弘剛さん、ドラム・亀井亨さん。
1995年のデビュー以来、メンバー交代もありつつも進化と深化を続け、
現在もライブでは群衆を圧倒!
静と動、美と熱が共存するハイブリッドなロック体験を求めるリスナーにピッタリかと思います。
初心者にも聞きやすい楽曲は「スロウ」「光について」などがしっくりくるかな?
と思いますが、いろいろな楽曲を聴いてみて、ご自分にハマるものを見つけていくのも楽しいかもしれませんね。
今後もさらに注目が高まっていくでしょうね。
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