漫才新人賞決定戦に出場が決まった、フースーヤのお2人。
メンバーは、田中ショータイムさんと谷口理さんです。
顔が面白いというか、顔芸がインパクトあるというか、独特の世界観なコンビです。
クセになるフレーズとインパクトがとにかく目を引きます。
好き嫌いが分かれるなど、ネタの意味がわからないなどの声も気になります。
好きな人は好きだし、意味がわからないという人も一定数いるのがお笑いだと思うのですが、
人それぞれ笑いのツボも違いますからね、面白いですね(^^)
この記事では、意味がわからないと言われることについてや芸風、
フースーヤのコンビ結成きっかけや芸歴についてまとめております。
フースーヤについてもっと知りたいのであれば、是非是非最後までご覧ください。
フースーヤについて

左:田中ショータイム 右:谷口理
田中ショータイム
本名:田中 翔(たなか しょう)
NSC大阪校38期
担当:ノリ(2人がかりで一発ギャグを連発する芸風のため、ほとんどまともにツッコミをしておらず、ノリという新しい立ち位置を自らで提唱したとのこと。)
生年月日:1993年7月10日
出身地:兵庫県神戸市
身長:178㎝
体重:59㎏
血液型:O型
趣味:スポーツ全般(特にサッカー)、音楽鑑賞、歌を歌うこと、
特技:歌、ウクレレ、ヘアセット
お笑い芸人ではボケとツッコミの担当がいて成り立っていることがほとんどですが、
ボケではなく「ノリ」なんですね!新しい!
谷口理
本名:谷口 理(たにぐち おさむ)
NSC大阪校38期
担当:ボケ、ネタ作成
生年月日:1993年5月1日
出身地:兵庫県神戸市須磨区
身長:170㎝
体重:58㎏
血液型:O型
趣味:漫画、テレビゲーム、スマホゲーム、バレーボール、掃除
特技:ヘリコプターのマネ、逆立ち歩行、バレーボール、映画や漫画のセリフ暗記
お2人とも神戸市出身であり、同級生だということが分かりました。
フースーヤのコンビ名の由来は?
「クレイジーダイヤモンド」→「アマテラス」→「フースーヤ」に
「フースーヤ」のコンビ名の由来は、国民的RPG「ファイナルファンタジー」シリーズでも、
初のスーパーファミコン作品となり話題を呼んだ「ファイナルファンタジーⅣ」に登場するキャラクター「フースーヤ」の名前をそのままコンビ名にしています。
月の民の眠りを守るおじいさんというキャラクターです。

谷口さんが好きなゲームでもあるそうです。
当時、別のコンビ名「アマテラス」として活動していました。
アマテラスと言えば、天照大御神ですよね。
また、「アマテラス」は大人気漫画「NARUTO」に登場する、うちはイタチという忍が持つ、目で忍術を発動する能力の名前でもあります。
「アマテラス」は東京のコンビが既に同じコンビ名を名乗っていたことから、コンビ名を懸けて大阪NSCと東京NSCで東西ネタ合戦をやった結果、
2:3で大阪は破れ、改名し「フースーヤ」となりました。
「アマテラス」の前は、「クレイジーダイヤモンド」というコンビ名でした。
こちらは、週刊少年ジャンプの連載漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部の主人公「東方仗助」が保有するスタンド名です。

芸人の先輩に、クレイジーが付く芸人は終わるからやめとけとアドバイスされ、「アマテラス」に改名。
こうして見てみると、ゲーマーや漫画好きな方なら親近感が湧きそうなコンビ名ばかりですね!
谷口さんの趣味であるゲームが関連しているんですね。
「フースーヤ」は、文字の並びの珍しさを気に入り、珍しいネタをする変なコンビと思ってもらえるだろうと意図も込めて決定しました。
その他のコンビ名の候補には、「カイナッツォ」「神戸マカロニサラダ」があったとのことです。
「カイナッツォ」は、ファイナルファンタジーに登場する4本足のカメの化け物だそうです。(笑)

「神戸マカロニサラダ」は、これまでのコンビ名と比べるといまいちひねりが無いかな?と思います。
おもしろいコンビ名の変化でしたね(^^)
フースーヤのコンビ結成きっかけは?
田中ショータイムさん、谷口理さんは兵庫県立須磨友が丘高等学校の同級生でした。
高校2年生の時に合同クラスで一緒になったそうです。
谷口さんはお笑い芸人になりたいと公言しており、小学生の頃からの夢であったそう。
ある日、田中さんにトイレに連れていかれ
「俺もやねん!一緒に吉本へ行こう!」と言われ、田中さんのことは面白いと思っていた谷口さんは
コンビを組むことを決めました。
そして、一緒に神戸学院大学に進学し、2015年の大学4年生の時にNSCに入所し、
入所と同時にコンビを組みました。
同じ大学の同じ学科に入ったそうです。
コンビとしてやっていくには、ずっと2人で一緒にいた方がいいと思ったそうです。
ちなみに神戸学院大学出身の芸人は、NON STYLEの井上裕介さん、街裏ぴんくさんがいました。
フースーヤの芸歴は?
2016年 若手芸人発掘バラエティ「新しい波24」のオーディションに参加し、合格。
2016年12月27日放送の「新しい波24」でテレビ初出演。

この時にゲスト出演したナインティナインの岡村隆史さんは、出演者の中でフースーヤをお気に入りとして挙げたそうです!
2017年5月「本能Z」で結成3年目以内の若手が出演するネタコーナーに出演。
番組MCの今田耕司さんと東野幸治さんは、「これが新世代の漫才か」と驚いたそう。
この時は、霜降り明星や守谷日和さんなども出演しておりました。
2017年5月23日 YouTube公式チャンネル「フースーヤチャンネル」を開設。
2017年7月 「ナカイの窓」にてトーク番組初出演。
その後は勢いが長続きせずテレビ出演は落ち着き、世間からは「消えた」との声もあがりましたが、
よしもと漫才劇場のライブで地道に腕を磨き続けていたそうです。
2023年 M-1グランプリ2023で初の準決勝進出。
2024年 NHK上方漫才コンテストにて優勝を果たす。

「オーマイゴッドファーザー降臨!」「よいしょー!」で当初大ブレイクするも、あまりに若く、勢いは長続きしなかったとのことですが、
劇場で経験を積み上げてこられ、武器をより磨き上げ、再び活躍されてきていますね。
さらにパワーアップした姿をこれからまた見ることができるなんて嬉しいですね。
フースーヤのネタが意味わからない?
意味がわからないという言葉には、良い意味が込められているようです。
リズムネタやギャグを強引に挟み込むスタイルが特徴で、
「ナッシングトゥーマッチ!」「ジョージクルーニー卵とじ」など意味不明の言葉を連発するので、
確かに意味わからないというか、意味はないのかもしれないですね。(笑)
SNSでも「ネタが意味不明」と叩かれることもあるそうですが、
田中ショータイムさんは「意味なんて考えないで、感じてください。万人受けするためにやっているわけではないから、好きな人に見てもらえれば」と、
谷口さんは「こっちも意味なんてわからないですから。(笑)」と全く動じず。
意味不明なものを、ただ衝動に任せてぶつけているんだそうです。
見てると元気になれる芸人になりたいという想いはお2人に共通しているようですよ。
テンポよくポンポンと言葉が出てくることも凄いと思いますし、個人的に筆者は好きです。
フースーヤの芸風は?
最初は、正統派でスタンダードなしゃべくり漫才をしていたそうです。
しかし養成所時代から同じことをやっていても勝てず、谷口さんが1人でやっていたギャグに田中ショータイムさんが乗っかって返し、試しに舞台でやってみたところ、
観客の関心を引いたことから確信を得て、現在の芸風に至りました。
谷口さんが言う「ナッシングトゥーマッチ!」に「オーマイゴッドファーザー降臨!」と田中ショータイムさんが返すというやりとりを見ていた先輩芸人たちも興味を示し、
それを舞台でもやってみたという流れだそうです。
そこからは意識して、いろんなパターンを作るようになったとのことです。
ネタをやっているお2人も凄く楽しそうだし、テンポが良い上に顔芸やリアクションも大きいので
見ていて飽きないと思います(^^)
まとめ
「フースーヤ」の田中ショータイムさんと谷口理さんについてご紹介しました。
高校時代に出会い、同じ大学に進み、NSC入所と同時にコンビを組みました。
コンビ名は、「クレイジーダイヤモンド」、「アマテラス」、そして「フースーヤ」となりました。
コンビ名は、ゲームや漫画からの由来です。
「意味がわからない」とSNSで言われることがありますが、ご本人たちは全く動じず気にせず、
独特な漫才を貫いています。
意味がわからなくて面白い、という人が大半ではありますが、お笑いは好き嫌いが分かれてしまうので、さまざまな意見がありますね。
今後、さらに活躍し人気が高まっていくと思われます。
今後の活動も楽しみな芸人さんですね。
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