2024 M-1グランプリに、昨年に続き決勝進出となったお笑いコンビ、ヤーレンズ。
昨年は令和ロマンに敗れてしまいましたが、ネタが面白く、優勝するのではないかという声も多くありました。
「声出して大笑いできた」「元気がもらえた」などの声もあり、今年こそは優勝を願うファンの方も多いです。
とは言っても、今回の出場者もどの方も面白いので悩んでしまいますね。
今年はどんな結果になるのでしょうか?凄く楽しみです。
今回は、ヤーレンズの芸風について詳しく深掘りしてみようと思います。
また、経歴やコンビ名の由来やきっかけについてもご紹介していこうと思います。
ヤーレンズについて
左:楢原真樹 右:出井隼之介
楢原真樹のプロフィール
楢原 真樹(ならはら まさき)
生年月日:1986年11月17日
出身地:大阪府池田市
担当:ボケ・ギャグ・ネタ作り
身長:179・9㎝
体重:65㎏
血液型:O型
趣味:サザンオールスターズを聞くこと
NSC大阪校28期生
ケイダッシュステージ所属
出井隼之介のプロフィール
出井 隼之介(でい じゅんのすけ)
生年月日:1987年3月2日
出身地:神奈川県横浜市・神戸育ち
担当:ツッコミ
身長:173㎝
体重:60㎏
血液型:B型
趣味:格闘技観戦、サザンオールスターズを聞くこと
NSC大阪校29期生
ケイダッシュステージ所属
お2人ともサザンオールスターズが好きなようです。
ちなみにサザンオールスターズの桑田佳祐さんは、ヤーレンズをご存じのようです。
「ヤ―レンズ」のコンビ名は、お2人が大好きなサザンオールスターズから取ったものだそうです。
このことに関して、詳しく調べてみました。
ヤーレンズのコンビ名の由来はサザン?
「ヤーレンズ」というコンビ名は、
サザンオールスターズの、「YARLEN SHUFFLE~子羊達のレクイエム」(ヤーレン シャッフル)という楽曲から取ったそうです。
この時点でサザン愛が深いですね!
そして、2023年 M-1グランプリで桑田佳祐さんはヤーレンズを知ったということです。
「ヤーレンズ」というコンビ名が
「YARLEN SHUFFLE」だと知った桑田佳祐さんは、
激励の言葉と共に、コンビ名に対し「渋いね!」とコメントしたみたい。
桑田さんの息子さんと奥様の原さんはもともとヤーレンズを知っていて、
「サザンのファンなんだって!」と大騒ぎしていたんだって!
なんか凄いミラクルな巡りあわせ!
楢原さんが初めて聞いたサザンオールスターズの曲は、「愛の言霊」とのことです。
そして初めて自分で買ったアルバムは「バラッド3」。
出井さんが初めてサザンオールスターズを聞いたのは10歳の時で、アルバム「Young Love」とのこと。ご両親の影響なんだそうです。数あるアーティストのアルバムの中でも、サザンが一番好きだったそう。
お2人とも、中学生・高校生時代に一番サザンを聞いていたということです。
オリジナルMDも作っていたそうです。
MD、懐かしい・・。自分だけのベストが作れましたね。
2010年頃、芸人だけでサザンオールスターズを歌うというカラオケ大会があったそうで、その時
楢原さんと出井さんは出会ったそうです。
そこでサザンがきっかけで意気投合し、カラオケに行ったというお話がありました。
そして仲良くなりコンビを組むことになり、「パープーズ」というコンビ名に。
「我らパープー仲間」というサザンの曲から取ったものだそうです。
ちなみに「パープーズ」のコンビ名に楢原さんはまだ未練があるようです。
大阪に、サザン好きが集まるバーがあり、こちらにもよく行かれていたとのことです。
茅ケ崎でサザンの漫才をしたりなど、様々な活動をされていたそうです。
上京してから、「ヤーレンズ」に改名。
とにかくサザン愛がよく伝わります。サザンファンの方なら、コンビ名ですぐピンとくるでしょうね。
コンビ名を改名したのはなぜ?
現在、「ヤーレンズ」ですが、過去に2回コンビ名を改名しているということです。
「ヤーレンズ」含めて、3つコンビ名があったということですね。
順番に見ていきましょう。
ヒートアップ
仮でコンビ名を付けようということになり、2011年9月に結成。
「ヒートアップしていこうぜ」のようなノリで付けたそうですが、
理由もダサい、愛着もないからということで3か月ほどで辞めたそうです。
パープーズ
先述の通り、サザンオールスターズの「我らパープー仲間」という曲から取ったもの。
2011年の末ぐらいに改名されたと推測できます。
2人とも若々しい!今は貫禄が出ているような気がします。
ヤーレンズ
2014年に改名。
サザンオールスターズの、「YARLEN SHUFFLE~子羊達のレクイエム」(ヤーレン シャッフル)という曲から取ったもの。
この時に知った方も多いのではないでしょうか。
ヤーレンズの経歴は?
楢原真樹さんの経歴
小学校の頃は、吉本新喜劇に所属していた藤井隆さんに憧れていたそうです。
高校卒業後、大学受験に失敗し何もすることがなくてどうする・・となった時、
母親から「NSCに行ったら?」と勧められたそうです。
楢原さんは、普通の専門学校に行く感覚でNSCに通ったそうです。
2005年 NSC大阪校に入学。
楢原さんの芸人きっかけは母親だったんだね!
NSCを勧めるなんて、なかなかファンキーなお母さんです。
そして専門学校感覚で通っていた楢原さんも凄い。
ある意味専門学校ではあるのか。
「すいっちひった~」というコンビを組み、4年ほど活動した後、相方が芸人を辞めるとのことで解散しました。
出井隼之介さんの経歴
実はケンコバさんに憧れていたという出井さん。
中学時代に横浜から神戸に引っ越し、早急に関西になじまないと!と感じたそうです。
テレビを部屋においてくれない家庭だったためラジオを聴いていて、
キングコングさんのラジオを聴いていたら面白いと思ったことから、他の芸人さんのラジオも聴くようになり、どんどんお笑いを好きになっていったそうです。
須磨学園高等学校卒業後、甲南大学を中退し2006年NSC大阪校に入学。
2人とも同級生ではあるけど、
NSCでは楢原さんが先輩、出井さんは後輩ということになるね。
「セカンドギア」というコンビを組んでいましたが、出井さんから解散したいと伝えたそうです。
トップギアではなくてセカンドギア(笑)
楢原さんも出井さんも、以前組んでいたコンビを解散したのは
ほぼ同時期だったみたい。
その時のお互いのコンビ時代はライブでよく顔を合わせていたそう。
楢原・出井のコンビ結成後の経歴は?
楢原さんも出井さんも、それぞれの経歴で触れたようにNSC大阪校の出身です。
しかし、現在の所属は「ケイダッシュステージ」です。
吉本興業を退社し、東京のケイダッシュステージに所属した理由として、
漫才のスタイルが関西弁ではなく標準語の掛け合いであったり、目立つために衣装も変えたりなどしたという部分が、
お客さんの評判は良かったが劇場内では評判が良くなかったことだそう。
この時のことを、当時は尖っていた、と語られていました。
また、大阪時代に見たトム・ブラウンのネタを見た際、印象に残るほど面白かったということでメモをしたそうで、
後々になりトム・ブラウンの事務所がケイダッシュステージだということが分かり、
自分たちがやりたいことを受け入れてくれる事務所だと感じ、ケイダッシュステージの所属となった。という経緯です。
以降の経歴は、
M-1グランプリ
2015年 準々決勝進出
2016年 3回戦進出
2017年~2021年 準々決勝進出
2022年 準決勝進出
2023年 決勝2位
2024年 決勝進出
キングオブコント
2012年 準々決勝進出(パープーズ名義)
パープーズ時代からファンが多いことが分かります(^^)
THE MANZAI
2012年 認定漫才師(パープーズ名義)
ヤーレンズの芸風は?
言葉選びとテンポの速さ
言葉選びや巧妙なボケ・ツッコミが絶妙で、観客を飽きさせないリズム感は唯一無二だと思います。
流れるようなトークも心地良いです。
楢原さんのボケに対する出井さんの的確なツッコミが素早くて、もはや芸術レベルです。
いい漫才をしているという自負
ネタでは勝てない、漫才では勝つ。とお話されています。
ネタと漫才は違うとのことで、うまいネタを作る人はたくさんいるけど漫才が上手い人はなかなかいないそうです。
2024年 M-1グランプリのファイナリストの中でも、漫才はヤーレンズの強みだと語られていました。
そういった自信は、お2人のこれまでの経験と努力の積み重ねなんだそうです。
上品で知的な雰囲気
お2人の会話の知識量から、知的さを感じます。
そして雰囲気が上品。所作から感じ取れるものだと思いますが、それでいて面白いからハマってしまうという魅力があります。
上品にうるさいというか。(笑)
二人のキャラクターのコントラスト
楢原さんのキャラクターの憑依力と、出井さんのスタイリッシュなツッコミという掛け合いが
質とセンスを感じさせ、ファンを魅了します。
それぞれのキャラクターが脳裏に焼き付いてしまうレベルです。
まとめ
「ヤーレンズ」のお2人、楢原さんと出井さんについての経歴と、
お2人のコンビ名の由来や改名について、「ヤーレンズ」の芸風などについてまとめました。
ファンの方も多く、あまり知らない方でも見入ってしまう魅力のある芸人コンビです。
2024 M-1グランプリでのネタも楽しみですね。
審査員をケイダッシュステージ所属のオードリー若林さんが務められることと、
ヤーレンズ、トム・ブラウンがファイナリストとして出場することも話題になっていますね。
どのような結果になるのでしょうか。
今後の活躍もとても楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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