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戸本一真(パリ五輪・馬術)経歴プロフィールや学歴は?東京五輪に続き出場!

世間
https://www.joc.or.jp/games/olympic/tokyo/sports/equestrian/team/tomotokazuma.html

2024パリオリンピック総合馬術競技の代表に大岩義明さん、北島隆三さんと共に選出された戸本一真さん。

前回の東京オリンピックに続き2大会連続の出場となります。東京大会では4位に入りました。

こちらの記事では、戸本一真さんの経歴などについてまとめてみたいと思います!

戸本一真プロフィール

戸本一真(ともと かずま)

生年月日:1983年6月5日

出身地:熊本県本巣市

戸本一真 学歴・経歴

本巣市立真桑小学校

2歳年上の姉から影響を受け、小学校2年生の8歳の時、初めて馬に乗り馬術を始める

最初から普通の大きさの馬に乗り始め、当初は「楽しいというより怖い印象の方があった」。

❝オグリキャップ❞ゆかりの地である笠松競馬場の一角にあった乗馬クラブで馬に乗り始め、乗馬クラブを変えながら競技を続けていた。

本巣市立真正中学校

当時はJリーグブームの真っただ中だったこともあり、サッカーに熱中していた。

岐阜県立各務原西高等学校

馬術一本に切り替えることを決意し、各務原市の浅野乗馬クラブで本格的に競技を始める

明治大学

1年次からレギュラーに選ばれる。

馬術部のキャプテンに就任。

4年生で出場した全日本学生馬術大会では、馬場馬術で個人優勝

団体では障害飛越、馬場馬術、総合馬術、3種目総合のすべてで優勝する完全制覇を果たす。

JRA(日本中央競馬会)

2006年 JRAに就職

栗東トレーニングセンターの配属となる。競技会に出られず馬に乗れない期間があった。

競馬学校で教官を務めた後、馬事公苑の所属となる。

2011年 本格的に競技に復帰

2015年 障害馬術から総合馬術に転向

2016年 練習拠点をイギリスに移す

東京オリンピックを目指すため、イギリスに拠点を置く。

2017年 ウィリアム・フォックスピットとトレーナー契約を結ぶ

総合馬術界屈指の名手であるウィリアム・フォックスピット氏。

「最大の目標とする競技会に向けてのトータルマネージメント」を学んでいる。

2018年 世界馬術選手権大会(アメリカ・トライオン)

タコマ号に騎乗。

総合馬術 個人23位、団体4位入賞。

2021年 東京2020年オリンピック

馬術競技(総合馬術)で、1年延期となっていた東京2020オリンピックが初のオリンピック出場

ヴィンシー号に騎乗し、個人4位、団体11位に入賞。

出身地である岐阜県本巣市初の「市民栄誉賞」授与。

2022年 日本馬術連盟から報奨金1000万円を贈呈される。

500万円を連盟に寄付することを表明。

2024年 パリ五輪の総合馬術日本代表選考に選出

2023年1月から2024年6月までの海外競技会での成績やパフォーマンスが評価される

馬術競技について

総合馬術とは?

総合馬術は3日間で「馬場馬術」「クロスカントリー」「障害飛越」という3つの種目で行う。

馬場馬術

馬の調教がしっかりとできているかについて審査される。人間は正装をし、馬はたてがみや尻尾が整えられた状態で競技を行う。

「馬のフィギアスケート」と呼ばれ、演技の正確さや美しさを競う。

常足(なみあし)、速足(はやあし)、駈足(かけあし)という3種類の歩き方を基本に、さまざまなステップを踏んだり図形を描く競技。

クロスカントリー

屋外に置かれた障害を決められた順番に飛越していく競技。

障害飛越

「馬術競技の花形」。馬場内に設置された障害物を、決められた順序で、次々と連続飛越する競技。

馬術の楽しさ

オリンピックで唯一、人間と一緒に動物が出場する競技。

戸本選手は、馬術についての楽しさを次のように語っています。

 他競技で2人の選手がペアを組むのと同じように、馬術では人間と馬がペアを組む。「自分以外にも意志を持つ、もう1人(頭)のアスリートと同じゴール、同じ目標を目指すのが、この競技の一番の醍醐味ですね」と言うが、もちろん、そこには言葉を介したコミュニケーションは存在しない。

「馬が狙い通りの反応を示してくれたり、イメージ通りの動きをしてくれたり、言葉は通じていないはずなのに通じたように感じる瞬間がたくさんあると本当に楽しい」

引用元 https://www.toto-growing.com/interview88

言葉が通じないからこそ、日ごろからのコミュニケーションや声掛けなどで意思疎通をはかることが大事なんですね!

とても難しそうに感じますが、想いが伝わったり、一体感を感じられた瞬間がとても楽しいということが伝わります。

競技を共にするお馬さんにも、愛着がわいて可愛く思えてくるのでしょうね!

お馬さんて、顔がとても可愛いですよね。

馬との関わり方は?

毎日その馬の表情を見たり、手綱や馬の背中から伝わってくる感触を頼りに、馬が今何を考えているのかを考え、性格を掴むこと。

性格を掴むと同時に長所と短所を感じ取り、馬との信頼関係を築く。性格によって扱い方も変わってくる。

途中で違うと気づけば、軌道修正をしながらそれぞれの馬に合った方法を探していく。

人間と同じように、馬もそれぞれ異なる個性や性格がありますもんね。

人間への接し方と同じように、長所を伸ばしたり、短所を修正していったり、伸ばし方は性格に応じて変わっていきますよね。

それでも、やっぱり言葉が通じないというところが、なかなか難しそうに感じます。

その分、やりがいや手応えは実感しそうですね!

軌道修正しながらも、想いが伝わって馬の成長を感じられたときの喜びは物凄く大きいものなのだと思います!

これまでに戸本選手がパートナーを組んできた馬は、ユートピアタコマヴィケンティヴィンシー2024年パリ五輪では、東京オリンピックに続きヴィンシーと共に競技されるそうです。

ヴィンシーは、タコマの安定感とヴィケンティの能力を足して2で割ったような、良いとこ取りの馬だそうです!性格も含めてオールマイティなんだそう。鉄の心臓かのような物怖じしないメンタルを持っていながら、普段はただただ可愛らしい存在とのことです。微笑ましいですね!

https://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=49316

能力とは別に、競技での環境における馬の気性の安定性も重要なんですね!

相性などを見極めることも、成果に繋がるものとなるのでとても大事な判断となりますね。

3種類の競技からなる総合馬術なので、それぞれの競技に得意不得意があり、それが人間一人なのではなく、人間と馬ですからね。

3日間を通してどんな展開になっていくのかも、楽しめる競技なんですね!

【戸本一真】まとめ

戸本一真は、小学校2年生から馬術を始めた。

中学時代はサッカー部に所属していたが、高校生になり馬術一本にし、本格的に競技を始めた。

明治大学の馬術部にて実績を積んでいく。

日本中央競馬会に就職し、総合馬術に転向して以降、アメリカでの世界馬術選手権大会、東京2020年オリンピックに出場し入賞の実績を積む。

これまでの実績が評価され、東京2020オリンピックに続き、2024年パリオリンピックに出場される戸本一真さん。

愛馬であり相棒となるヴィンシーと共に、息の合った競技を見られることが楽しみですね!

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