大友克洋さんは、「日本の漫画に革命を起こした」とも言われ、
言わずと知れたSFアニメの金字塔にしてご自身の最高傑作「AKIRA」を世に出した漫画家です。
大友克洋さんの作品は、リアルな背景、社会問題や人間心理への深い洞察で高く評価されています。
余白を大胆に取ることで白っぽい画面が作られており、リアルでありながら劇画のような泥臭さや過剰さのない乾いた画風も注目されているようです。
数々の賞も受賞しており、文化功労者としても日本政府から顕彰されました。
世界中のクリエイターや映画監督にも影響を与え、特にサイバーパンクやSF映画において多大な影響力を持つ方です。
技術的な改新と深いテーマで多くの人の魅了し続ける大友克洋さんの、経歴やイラストレーターである息子さんについてご紹介していきたいと思います。
大友克洋さんについて

プロフィールは?
大友 克洋(おおとも かつひろ)
生年月日:1954年4月14日
出身地:宮城県登米郡迫町
血液型:A型
職業:漫画家、映画監督、イラストレーター、デザイナー
生い立ちは?
田舎に生まれ、何もすることが無かったので幼少の時から漫画をたくさん読まれてきたそうです。
絵を描くことが好きで、小学生時代は「鉄腕アトム」や「鉄人28号」をよく模写していました。
中学時代に石ノ森章太郎の「マンガ家入門」をきっかけに、本格的に漫画家を目指すようになります。
高校時代に映画に興味を持ち始め、一時漫画から離れて映画漬けの日々を送りました。
将来はプロのイラストレーターか映画監督になりたいと思うようになり、独り立ちも考えて漫画も描き始めます。
高校卒業後は上京し、漫画家として活動することとなります。
何もすることが無かったことがきっかけで絵を描き始め、結果的には世界的な漫画家になっただなんて、素質はお持ちであって早くからそれを見出し発揮することができたんですね!
ファン層は?
サイエンスフィクションやサーバーパンクジャンルの第一人者として世界的に知られる方です。
大友克洋さんのファンは幅広い層に渡りますが、特にディストピア的な未来像や高度なSF描写に魅了される人が多いです。
また、アニメ・漫画愛好者や芸術・デザインに興味がある人、80年代~90年代カルチャー好き、
社会問題や哲学に関心がある人など、多岐に渡ることが分かります。
経歴は?
1973年にデビューし、ペンタッチに頼らない均一な線による緻密な描き込みや複雑なパースの画面構成などで、それまで日本の漫画にはなかった作風そして80年代以降の漫画界に大きな影響を与える。
1980年「童夢」は超能力をテーマに、精緻な描写と心理描写が特徴。1983年に日本SF大賞を受賞。
1982年から1990年にかけて連載された「AKIRA」は未来の東京を舞台にした壮大なSF大作。
1988年に自ら監督したアニメ映画版「AKIRA」は、革新的なアニメーション技術と壮大なビジュアルで国際的な成功を収めた。
1995年「MEMORIES」は3編の短編アニメーションからなるオムニバス映画で、独特の世界観を描写。
2004年「STEAMBOY」はヴィクトリア朝時代のロンドンを舞台にしたスチームバンク作品。
2012年、自らプロデューサーとなり東日本大震災の復興支援を兼ねた初の原画展を開催。収益の約3割を被災した地元団体に寄付した。
2015年、アングレーム国際漫画祭で日本人として初めて最優秀賞を受賞。
2019年、Anime Expo2019にて新作映画「ORBITAL ERA」の制作、代表作「AKIRA」の再アニメ化が発表される。
2022年1月より、講談社からデビュー以来の全作品を収録する大友克洋全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」の刊行が開始される。

2025年3月7日~6月23日「大友克洋を育てたマンガたち展」開催。
こちらは、大友克洋さんが幼少期に親しみ影響を受けたマンガの表紙がずらりと並んでいる展示会です。
ご本人の漫画歴をコメント解説付きで紹介されているそうです。
それぞれの作品に対してのコメントも楽しめそうですね!
明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館1階で開催となるようです。
大友克洋の息子はイラストレーターのSHOHEI
大友克洋さんの息子である、大友昇平(SHOHEI)さんはイラストレーターだということが分かりました。

父である大友克洋さんの影響で、3,4歳の時から毎日のように絵を描いており、将来は絵描きになろうと考えていたそうです。
父・克洋さんは昇平さんに絵のアドバイスやレッスンをせずにいたそうです。
昇平さんは、父親の影響を受けるつもりはなかったが、今では自分の作品にその影響が見られる、と語られています。
やはり親子なので影響は受けてしまうものなんでしょうか。
昇平さんのイラストは、ハイパーリアリズムにサイバーパンクの要素を加えたものが特徴とされているようなので、作風や特徴まで知らず知らずのうちに似てきてしまうのかもしれませんね。

どこでも買える普通のボールペンを使っているというところがまた凄いです。
ボールペン1本でこんな緻密な絵を描くことができるなんて!
色を塗る時は油性マーカーを使うそう。
才能って遺伝するんですね(^^)
昇平さんをご存じの方は、大友克洋さんの息子と知り驚くこともあるようです。
まとめ
「日本の漫画に革命を起こした」漫画家、大友克洋さんについてご紹介しました。
「大友克洋を育てたマンガたち展」はまだ開催されているので、興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか?
息子さんの大友昇平さんはイラストレーターということで、SHOHEIさんもまた才能あるイラストレーターだということが分かりました。
幼い頃から絵を描いていたというところは親子で共通しておられたということに驚きますね。
今後のお2人のご活躍も楽しみですね。
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