「ボクらの時代」に、尾上松也さんと中村獅童さんと共に出演する、三代目尾上菊之丞(おのえきくのじょう)さん。
尾上松也さんと中村獅童さんは歌舞伎役者・俳優であり、
尾上菊之丞さんは日本舞踊の家元として歌舞伎の演出などを手掛け、振付師や演出家としての活動がメインです。
3人とも、歌舞伎界で活躍する著名な人物としては共通しています(^^)
「尾上」は屋号や芸名として、日本舞踊と歌舞伎の両方に存在しています。「尾上流」(日本舞踊)と「尾上家」(歌舞伎)は別系統。名字が同じでも血縁関係はないとのことです。
尾上松也さん、中村獅童さんと比べ、テレビ番組で見かけることは少ない尾上菊之丞さんですが、
舞踊家としての経験を活かし、舞台の構成や演出において高い評価を受けているスゴイ方です!
本記事では、尾上菊之丞さんは結婚してる?妻や子供などの家族構成は?などについてまとめていきます。
興味のある方は是非最後まで読んでみてください(^^)
三代目尾上菊之丞は結婚してる?妻は?
尾上菊之丞さんは結婚されています。
妻は、尾上あぐり(羽鳥あぐり)さん。
※尾上菊之丞さんの本名は「羽鳥」までの公表となり、名前は非公表となっています。
あぐりさんは京都生まれ。15歳の時にイギリス留学を経験されています。
ロンドン大学に進学、卒業後にロンドン王立芸術大学院に進みました。
そこでアートや絵画を学び、アーティストとして日本に帰国。
帰国後、日本の伝統芸能に触れ衝撃を受け、日本舞踊、能、茶道、華道、清元、書道など様々な伝統芸能を学んでいきました。
2006年に三代目尾上菊之丞さんと結婚したようです。
同じ年に尾上流で名取となり、尾上あぐりの名前を許されたようです。
尾上菊之丞さんの経歴の一部の抜粋です↓
2005年頃、裏方一切を取り仕切ってきた母の死を経験し、流儀や舞踊界全体のことを本気で考え始めます。
2011年8月 尾上流四代目家元を継承すると同時に、三代目尾上菊之丞を襲名。
ちょうど菊之丞さんが舞踊界全体を本気で考え始めた頃に、あぐりさんと出会われたのでしょうか?
馴れ初めなどは明かされておりませんが、お2人とも共通することは、
伝統芸能を大切にしていたということですね!
あぐりさんも素晴らしい経歴の持ち主ですが、そういった経験の中で美しいものに触れて来られ、
最終的に日本の伝統芸能をどんどん吸収していったなんて、凄い行動力と向上心をお持ちですね!
あぐりさんのinstagramでは、子供たちの様子や日々の活動などの投稿をされていて
日々の生活を大切に過ごされていることが分かります。
家族想いで、妻としても母としても素敵な方だということがうかがえます。
三代目尾上菊之丞の子供は?
三代目尾上菊之丞さんと羽鳥あぐりさんとの間に、お2人の子供がいるようです。
長女・羽鳥似知子さん。2011年6月生まれ。
長男・羽鳥嘉人さん。2016年12月2日生まれ。
instagramでのあぐりさんの投稿で、2024年12月2日に8歳を迎えられたと報告されていました。
似知子さんも嘉人さんも踊りのお稽古をされていて、2人とも6歳の時に初舞台を経験されたようです(^^)
2人とも、凄く可愛いです!仲良く微笑ましい姿も見ることができます(^^)
料理好きで、手際よく料理を振る舞う姿も投稿されています。
習い事を他にもされて忙しい中、あぐりさんとお出かけするなど、
充実した日々の様子がうかがえます。
お父さんである菊之丞さんの優しそうなパパの姿も見ることができますよ(^^)
三代目尾上菊之丞の両親や兄弟姉妹は?
父親

尾上墨雪(おのえ ぼくせつ)
二代目尾上菊之丞(初代尾上菊之丞の甥)
本名:羽鳥紀雄
1943年生まれ
青山学院大学出身
公益社団法人 日本舞踊協会 名誉顧問・日本芸能実演団体協議会理事
1964年、二代目尾上菊之丞を襲名し、三代目家元を継承しました。
「東をどり」「鴨川をどり」「花隈をどり」などの演出・振付指導で活躍。
2011年、尾上墨雪に改名。
「尾上」が山の頂であるところから、京都の東山の雪景色をイメージして「墨雪」とされたそうです。色を使わず墨で雪を描くというのは日本舞踊での目指すところに近く、まさに自分の名前だと感じたそう。
息子である三代目尾上菊之丞さんには、家元を継いでくれるなら次いで欲しいという想いがあったそうで、
「踊りで語り合えない親子関係はない」と思っていたとのこと。
ぶつかってもいいから日本舞踊の本質を語り合える親子でありたかったそうです。
まさしくそのような親子関係になったというところが運命的ですね!
母親
元宝塚歌劇団娘役
裏方一切を取り仕切られており、2005年頃に死去されたようです。
姉

尾上紫(おのえ ゆかり)
本名:羽鳥友加里
生年月日:1974年8月30日
日本舞踊家、女優
出身地:東京都
特技:日本舞踊、常盤津、長唄、三味線
趣味:テニス、唄
青山学院大学出身
夫:西川扇左衛門(2012年3月に結婚)
二代目尾上菊之丞、六世藤間勘十郎に師事。3歳で初舞台を経験。
1991年、15歳で尾上紫の名を授かり、日本舞踊の道を歩み始めます。
舞踊界の実績は、1997年と1998年の新春舞踊大会で大会賞を受賞。
1999年には大会賞と会長賞を獲得。
2008年には舞踊批評家協会の新人賞を受賞。
尾上流の伝統を受け継ぎながらも、現代的な感性を取り入れた舞踊で観客を魅了しています。
2000年からは女優活動を開始し、テレビ、映画、舞台に出演するなど幅広い分野で活動しています。
まとめ
三代目尾上菊之丞さんの妻、子供や父親、母親や姉弟などの家族構成についてご紹介しました。
妻は羽鳥あぐりさん。
長女は羽鳥似知子さん、長男は羽鳥嘉人さん。
父親は尾上墨雪(二代目尾上菊之丞)さん、実姉は尾上紫さんです。
おじの、初代尾上菊之丞さんから三代続けて由緒正しい家柄を守っていることになります!
三代目尾上菊之丞さんと尾上紫さんは、東京都銀座のお稽古場で指導をされているようです。
「尾上流」の公式サイトでは、講演の告知やテレビ出演情報などを知ることができるので、
興味のある方は是非覗いてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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