元SMAPのメンバーで、現在はオートレーサーとして活躍されている森且行さん。
２０２４年１１月２９日公開の映画「オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版」は、
２０２３年３月に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭で上映されたものをもとに、
大幅な撮影映像を交えて再編集したものとなっており、
「僕が闘う理由を、この映画を通して感じてもらえたら」とお話されていました。
この記事では、森且行さんの経歴や生い立ち、オートレースのきっかけについて詳しくまとめています。
どうぞご覧ください。
森且行の経歴は？
１９８８年～１９９６年 SMAPとして活動。
(SMAP時代のキャラや人気・辞めた理由についてはこちら↓)
SMAP脱退後の１９９７年～ オートレース選手として活動。川口オートレース２５期。
オートレーサーとして活動しだした１９９６年８月、走行訓練中に金網に激突し、左股関節脱臼骨折の重傷を負う。東京医科大学病院にて手術を受け、リハビリを行う。
１９９７年春、同期生に数か月遅れて養成所を卒業。
１９９７年７月６日 デビュー戦を１着で飾る。
１９９８年４月１４日 ２５期生の新人王決定戦で優勝。オートレース選手の森且行としてポカリスエットのCMに出演。
２００１年 オートレースの森且行としてユニクロのCMに出演。
２００３年１０月 「GⅡ若獅子杯争奪戦」でグレードレース初優勝。
２００７年４月 平成19年度のオートレースイメージキャラクターに選ばれCMに出演。
２００８年１２月 「西日本鉄道ＧⅡ第4回オーバルチャンピオンカップ」でGⅡ優勝。
２００９年１月 「第５７回GⅠ開設記念グランプリレース」でGⅠ初優勝。
２０１１年 通算４００勝達成
２０１４年 通算５００勝達成
２０１７年 通算６００勝達成
２０２０年 「オッズパーク杯 SG第５２回日本選手権オートレース」優勝
→オートレース界最高峰のこの戦いで優勝し、SMAPの５人との約束である「日本一」を達成しました。
２０２１年 「GⅠ開設６４周年記念レース」にて転倒事故をし、骨盤骨折、腰椎骨折となる。
２０２３年４月 事故から２年３か月ぶりの復帰戦を１着で飾る。
２０２１年の転倒事故で骨盤骨折という大ケガを負ってしまった森さんですが、
当時はコロナ禍だったということもありお見舞いも受けられず、その環境を活用して過酷な治療とリハビリに集中することができたそうです。
「もう歩けない」とまで言われていましたが、
❝オートレーサーとしてもう一度走りたい、対戦したい❞という想いでリハビリを乗り越え、
見事復帰を果たしました！
ストイックで負けず嫌い、心からオートレースが好きなんだということが分かります。
自分にも厳しい方なんでしょうね。
復帰を絶望視されていましたが、見事復活を成し遂げ、プロの第一線に帰り咲いたなんて、
相当強い心がないと心が折れてしまいそうですよね。
ちなみに、ギャンブル大好きな森さんは、リハビリ以外の時間はベッドの上でギャンブル三昧であったそうです。(笑)
過酷なリハビリだけでなく息抜きできる時間もあってよかったですね。
ちなみに、森さんの生涯獲得賞金は６億円を超えるそうです！
森且行の生い立ちは？
森且行さんは、１９７４年２月１９日、東京都足立区に生まれました。
中学時代、兄・久典さんと共にジャニーズ事務所に履歴書を持参し頼み込んだ結果、
２人揃ってジャニーズ事務所入りを果たし、ジャニーズJr.となりました。
幼い頃の森さんは凄く活発で、身体を動かすことが大好きでよく自転車レースをしていたそうで、
一年中、日に焼けて真っ黒だったそうです。
父親に連れて行ってもらったオートレースを見て、当時森さんが大好きだった
「秘密戦隊ゴレンジャー」に見えてヒーローのように憧れを持ったということです。
その後、母親が家を出ていってしまい、その次に父親が出ていってしまって
森さんと兄だけになってしまい、兄弟バラバラで親戚の家にお世話になっていた時期があったそうです。
そういったこともあり、森さんにとっては兄が父親であり母親のような存在だったとのことです。
お兄さんとの絆も深いものとなっているようです。
芸能界引退後、初のラジオ出演にて兄弟で共演を果たしたこともあるそうです。
優しそうなお兄さんですね(^^)二人の笑顔が素敵です。
ちなみに父親はオートレース好きだということなので、その流れで連れて行ったと思われますが、
父親もまさか息子がオートレースをする側になるとは思っていなかったのではないでしょうか。
そして、おじいちゃんはボートレース好き、叔父さんが競馬好き、その弟さんが競輪好きということらしいです。(笑)
森且行さんのギャンブル好きも遺伝なのでしょうか(^^)
とにかく、子供のころに見たオートレースが全てのきっかけとなり、
さまざまな経験や苦悩を経て今の活躍があるということですが、精神的にもしっかりした、
信念をもってブレない心を持っている方なんですね。
オートレースのきっかけは？
先述したとおり、きっかけは父・秀男さんが連れて行ってくれたオートレースが強く印象に残ったということからだということです。
住んでいた足立区から、川口のレース場が近いということもあり、よく連れて行ってもらっていたそうですが、
エンジンの爆音、ガソリンやオイルのにおい、スピード感とスリルに夢中になり、
気が付いたらオートレーサーになりたくてしょうがなかったんだそうです。
高校に入り１６歳の頃(ジャニーズ事務所に入所済み)には待ちかねてバイクの中型免許を取得。
バイク仲間とオートレース場に足を運んだこともあるそうです。
芸能界で仕事を始めてからはオートレーサーの夢は半ばあきらめていたようですが、
どうしても夢を捨てきれず
２２歳の時に決断。父親と兄にのみ伝え、ジャニーズ事務所に相談することなくプロ入りの試験を受けたんだそう。
年齢制限ギリギリで試験を受け、見事合格。
それがスポーツ新聞に載ったことから、事務所からは相当怒られたんだそうです。
全盛期のSMAPのメンバーが相談も無しにそんなことしていたら事務所はさすがに・・ですよね。
しかし森さんは不思議と自信はあったそうで、
「お芝居とかバラエティーも苦手だったから、自分で食べていくには好きなことをやるしかないなと思って」とお話されていました。
森且行さんは、中学・高校を卒業する時点では規定よりも身長が高すぎて、
オートレーサーの試験を受けられなかったそう。
それが２０歳を過ぎた頃に規定が変わり、受けられるようになった。
このことと、年齢的にもラストチャンスだったということで
挑戦することを決めたんだって！
夢をずっと諦めきれず、思い切った転身を決意された森且行さん、かっこいいですね！
SMAPファンの方は、寂しいような、応援したいような複雑な心境だったことと思われます。
まとめ
森且行さんの、経歴や生い立ち、オートレースのきっかけについてまとめました。
SMAPという輝かしい場所からの転身。
すべては、幼い頃からの夢を実現させるためでした。
SMAP５人との「日本一になる」という約束が森さんの心を強いものにし、
復帰も難しいと思われるほどの事故にあってしまうも、過酷なリハビリを乗り越えて
見事復帰を果たしました。
今後も、身体には気を付けて活躍していってほしいですね。
【情熱大陸】でどのようなことが語られるのでしょうか。
こちらも楽しみですね。
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