MISIA(ミーシャ)さんは、誰もが知る日本を代表する実力派シンガー。
桁違いのボーカル力、幅広いジャンルを独自に融合した音楽性、
NHK紅白歌合戦では圧巻のステージを披露し
2021年東京オリンピックでの国歌の独唱では、多くの視聴者がその美しい歌声に心を打たれました。
トレンドや時代の変化に流されず、自分のスタイルを貫きながら進化し続ける姿も
多くの方を惹きつける魅力となっていますね。
またアフリカ支援などの社会貢献活動を通じて、国際的にも高く評価されています。
トレードマークの髪型やターバンにもきちんとした意味が込められており、
音楽に対しての誠実さがうかがえます。
長崎県に生まれ、幼い頃から音楽に親しんでいたMISIAさん。
両親、兄、姉の全員が医者だということをご存じの方も多いかもしれません。
今回の記事では、MISIAさんの父親・母親・兄や姉が医者だということについての詳細をご紹介していきたいと思います。
MISIAの両親は医者!
父親の新一郎さんと母親の瑞子さんは、長崎大学医学部の同級生だったそうで、
学生結婚をされたそうです。
父親は?
お名前は、伊藤新一郎さん。
1946年2月生まれ。
長崎大学医学部卒業。
国立長崎中央病院の外科医だったそうです。
妻の伊藤瑞子さんとは、病院勤務など全て含め、45年ほどご一緒に働いていたとのことです。
MISIAさんが4歳から14歳までの間、MISIAさんの父親は「離島にも最新の医療を届けたい」という想いで、長崎県の対馬に移住されました。
責任を持って仕事を何としてでもやり遂げる父親や母親の姿を見て、MISIAさんは「誰かの力になることを仕事としてやっていく」
ということを学んだとお話されています。
あちこちの病院を転勤しながら経験を積んでいき、仕事に熱心なこともあり、
子育てはあまり参加されていなかったようです。
父親・新一郎さんが中心となって立ち上げた「福岡東在宅ケアネットワーク」は、
現在、MISIAさんの兄・大樹さんが院長を務められている「あおばクリニック」と連携し、
福岡市東区の在宅医療をリードされているようです。
MISIAさんの幼少期、育児などはほとんど妻の瑞子さんがされていたそうですが、
MISIAさんにとっては父親の、多くの人の力となるために働く医者としてとしての姿が、
現在に至る音楽に対しての誠実さや社会貢献活動をするきっかけともなっていたようですね。
幼い頃の家庭環境がいかに後に影響してくるのかが分かりますね。
母親は?
お名前は伊藤瑞子(みずこ)さん。
1945年4月生まれ。
福岡県福岡市のあおばクリニック前院長。
- 1970年 長崎大学医学部卒業後、長崎大学病理学第2教室入局、長男と長女を年子で出産。
- 1976年 国立長崎中央病院臨床研修医(現 国立病院機構長崎医療センター)。
- 1978年 MISIAさんを出産。その後小児科医となる。
- 1984年 長崎県離島医療圏組合厳原病院小児科医長を経て1994年に福岡の病院に勤務。
- 1996年 あおばクリニック開業。
- 2014年 院長交代で長男に継承。
- 2017年 公立大学法人福岡女子大学大学院 人文社会科学研究科入学。
- 2019年 卒業、修士課程修了。
MISIAさんが福岡の高校に通いながら歌のレッスンを受けることになったため、
大学生となった姉と共に福岡で暮らすようになり、その2年後に母親も福岡に行かれたそうです。
瑞子さんは幼い頃のMISIAさんに対し、勉強しなさいとはあまり言っておらず、ピアノを習いたいなどの音楽についての協力はされていたそうです。
MISIAさんは覚えが早く、音楽を通じて家族で楽しんでおられたようなので、幼い頃から人を魅了するシンガーとしての素質をお持ちだったんですね!
瑞子さんは一人っ子として育ってこられ、女性でも仕事を持たないといけないという家族の願いもあったことから、
中学3年生頃から医者になろうと思っていたそうです。
対馬の病院には院内保育と病児保育の施設をつくられ、
出産し子育てをしていく中で、育児をしながら働く女性を支える環境づくりに関心を寄せてこられ
71歳で大学院に通い、「育児の共有」をテーマに修士論文もまとめたそうです。
子育てをほとんどお一人で経験されてきた瑞子さんが、仕事も子育ても大切にしていく中で、
働く女性を応援したいという想いに至り、また改めて勉強をするために入学試験を受け大学院に入っただなんて素晴らしすぎる行動力ですね!
現在は、福岡県こども審議会の専門委員に任命されたほか、講演会などに登壇されているようです。
医師として活躍しながら3人の子育てに励まれたという経験から、とてもためになるお話を聞くことができそうですね!
MISIAの兄は医者!
兄:伊藤大樹さん
福岡市 あおばクリニック院長
神戸大学出身
大学卒業後、沖縄県で初期・後期研修を行い、その後渡米。臨床研修医やスタッフとして患者の診療を行う。
あおばクリニックでの医療活動を継承・発展させようと2012年に帰国。
1996年に母親の瑞子さんが開院した「あおばこどもクリニック」。
2000年1月に内科が加わり、「あおばクリニック」と改名されたようです。
「ファミリークリニックとして赤ちゃんからご高齢の方まで全年齢層の患者様に対応していること」
を特徴とされておられます。
父親の新一郎さんが中心となって立ち上げた「福岡東在宅ケアネットワーク」と連携し、
高い評価を受けているようです。
24時間365日、望めばいつでも、あおばクリニックにアクセスが可能だということなので、
患者さん達の安心感にも繋がりますね。
常に言葉を交わしコミュニケーションを取り、変化に対応しながら、プライマリケアを提供されているようです。
愛犬がいらっしゃるそうで、お忙しい合間に愛犬とゆっくり過ごすことが息抜きとなっているとのことです。
MISIAの姉は小児歯科教授!
姉:岡 暁子(きょうこ)さん
福岡歯科大学 成長発達歯学口座 成育小児歯科学分野 教授
九州大学・歯学部卒業、九州大学歯学部大学院出身。
ご両親ともに医師だったことから医療職が身近な存在であり、
祖父が開業されていた歯科医院は自宅と歯科医院が隣同士で繋がっていたそうです。
両親が仕事で忙しく帰りを待つことが多かった経験から、子供心に「歯科医師はお家にいながらお仕事できるからいいな」と思っていたとのことです。
とても優しそうな女性で、MISIAさんに似ているお姉さんです。
講演などもされているようですが、内容も凄く分かりやすくお話してくれるそうです。
まとめ
日本を代表する実力派シンガー、MISIAさんの父親・母親・兄・姉についてご紹介しました。
父親は伊藤新一郎さん。「福岡東在宅ケアネットワーク」を立ち上げ、福岡市の在宅医療をリードされています。
母親は伊藤瑞子さん。小児科医を経て大学院に通い、現在は福岡県こども審議会の専門委員をされたり講演会などに登壇されています。
兄は伊藤大樹さん。福岡県福岡市「あおばクリニック」の院長をされています。
姉は岡暁子さん。福岡歯科大学 成長発達歯学口座 成育小児歯科学分野 教授をされています。
凄いご家族ですね(^^)
ご家族それぞれ、第一線で活躍されているという感じです。
そして、長年ぶれない志をお持ちでそれに向かって突き進んでいくところも凄いです。
MISIAさんはご両親の姿を幼い頃から見てきて、かけがえのない命の大切さを教えてもらったと語られています。
幼い頃の夢は保育士だったそうで、母親・瑞子さんが作った対馬の病院での院内保育の手伝いをされていた時があり、子供も大好きだったようです。
しかしある音楽との出会いがMISIAさんの人生を一変させることになったということです。
人生何があるか本当に予測できませんね!
音楽一家でもあったようなので、いつも家では音楽が流れていて家族みんなで輪唱ごっこをしたりなど楽しんでいたという背景も影響しているのでしょうね。
ご家族全員が、現在の活動を通して社会貢献活動もされているというところが素晴らしいと思います。
ご家族みんなお忙しく、あまり顔を合わす時間もないとのことですが、
それぞれリスペクトしあって心が通じているのかなと思います。
ちなみに、MISIAさんの本名は伊藤美咲さんとのことです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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