SNSを中心に活動し、総フォロワー数は230万人を超える、
メイクアップクリエイターのギュテ(GYUTAE)さん。
性別や国籍、ジャンルを越えた変身メイクで知られ、中島美嘉さんのMVのメイク担当に抜擢されるなどで注目を集めています。
ちなみに「We are stars」という楽曲です。
❝自分らしくありのままの自分を愛そう❞という自己肯定感をテーマに、中島美嘉さんが詞を書き下ろしました。
❝どんな自分でも胸を張って生きていく❞自身の価値観を大切にするという強いメッセージを込めた楽曲となっており、
中島美嘉さんが中島美嘉として一番表現できる形がファッションやメイクということで、
そんな素敵なテーマにギュテさんも共感しヘアメイクを担当することになったとのことです。
ギュテさんがメイクを施した中島美嘉さん、レディガガさんかなと一瞬思いましたが、凄く綺麗で素敵です!
全然雰囲気が変わりますね。メイクって凄い!ギュテさん凄い!
メイクの力って本当に凄いですね。隣に並んでいるギュテさんも凄く綺麗です。
メイク道具がたくさんあるとワクワクとテンション上がりますよね☺
筆者はリップグロスが大好きで、いろいろなメーカーの物をたくさん集めるのが好きです。
今回の記事では、メイクアップクリエイター・ギュテさんの性別や経歴についてまとめてみたいと思います。
メイクアップクリエイター・ギュテとは?

ギュテのプロフィール
本名:キム・ギュテ( KIM GYUTAE)
1994年12月23日生まれ
出身地:広島県(両親は韓国人で在日韓国人)
身長:183㎝
体重:61㎏
特技:絵を描くこと、変顔、服選び
好きな食べ物:生ハム、ビール、チーズ、スイーツ
YouTubeをメインに活動。スキンケアや整形級のメイクテクで注目を集めている。
身長が高く、細見だということが分かります。スタイルが良いんですね。
また、ご両親が韓国人の、在日韓国人三世です。
生まれも育ちも日本の広島。ご両親から日本語での教育を受けたので、韓国語は全く話せなかったとのことです。
ギュテさんは、学校も日本の公立高校に通っていたこともあり言語も日本語であったため、
物心がつくまで自分が韓国籍だとは知らなかったとのことです。
ギュテの性別は?
ギュテさんは、ご自身のYouTubeチャンネルにて、自らのセクシュアリティについて告白されています。
性別については、型にはめることが好きではないことから執着していなかったそうですが、
「一番僕だなと思ったのはノンバイナリー」と自信の性自認について告白されました。
ノンバイナリーとは、男女のどちらにも属さないことを指しており、
「性別がないわけじゃない。僕は僕、自分は自分、という性」と話されています。
女性になりたいわけじゃないしそういう願望は一切ないとのこと。
これまで恋愛関係や好きになった相手は女性も男性もおられたとも話されています。
「今のところ、僕は男性が好き」とのことです。
受け入れてほしいわけではないそうで、自己紹介として告白されました。
自分のようなセクシュアリティの人がいると知ってもらうきっかけになればと思い、公表を決めたそう。
こういった発言も踏まえ、性別や人種などの違いを超えて好感が持てる方だと本当に感じます。
自分らしく生きていることに加え、このようなことを発言するという勇気や誠実さを見ていると
小さいことで悩んでいることがバカらしくなってしまいますね。
ギュテの経歴について
メイクのきっかけは?
幼い頃から、母親がメイクする姿を見ていたそうです。
小学校時代はおとなしく目立たない子供で、周りと比べては劣等感を抱きやすく、次第に容姿にコンプレックスを持つようになりました。
「早く大人になりたい」とばかり考えていたそうです。
14歳の頃、東方神起のメンバー・ジュンスの大ファンであったギュテさん。
ジュンスがソロデビューの際、バリバリの濃いメイクで登場し顔が全く違って見えたことから、
「男性でもメイクでこんな顔が変わるんだ」という衝撃と共に、女性ではなく男性がメイクするからこそ生まれる、
独特の世界観に魅力を感じてメイクに挑戦したのがきっかけです。
初めてメイクをしたのは中学2年生の時。
後に、メイクのきっかけであったジュンスさんに会うことができたギュテさん。
凄く素敵な出会いとなりましたね!
ギュテさんのスタイルが凄いですね!モデルさんのようです。
ギュテさんのこういった姿は、夢を諦めない素晴らしさを教えてくれますね。
辛い過去もあったようですが、ジュンスさんの存在がギュテさんを奮い立たせたんですね!
当初はTwitterで、モノマネメイク写真を投稿していたそう。
ご自分をコンプレックスの塊だと思っていましたが、そんな自分でもメイクをしたら褒めてもらえるなどの反響が多くあり、
同時にメイクの楽しさを知ることとなりました。
高校2年生で脱毛症に
高校時代は楽しく過ごしていたギュテさんですが、突然、原因不明の円形脱毛症にかかってしまいます。
ついには全身の毛が抜ける全身脱毛症へと症状は進んでしまいましたが、
10年近く辛い治療を続けた末、24歳の時に辞めることを決意しました。
痛みがあったりむくんだりと大変な治療を続けるより、毛がない自分を受け入れる方がメンタル的に楽なんじゃないかと思ったそう。
それ以降、ギュテさんの体には頭髪から眉毛、まつ毛に至るまで体毛は全く生えていないとのことです。
脱毛症に悩まされていた時、些細な誤解から同級生からのいじめが始まってしまいます。
夢中になっていたメイクもしなくなってしまうほどに思いつめましたが、そんなことで死を選ぶのは悔しい、と高校には通い続け、
いつしか同級生との誤解は解け、いじめが終わったとのことです。
そして、メイクのSNS投稿を再開しました。
ギュテさんはおしゃれに敏感な男の子で、そういったところへの妬みや僻みなどがあったのでしょうか。
脱毛症に悩まされて精神的にも安定しない時期にいじめが重なってしまったとのことですが、
本当に生きてくれてよかったと思います。
病気をされる前から夢がたくさんあったようなので、髪がないからといって夢を諦める必要はないと思い、前に進もうとしたギュテさんの強さが素敵ですね。
19歳で韓国へ留学
生まれも育ちも広島の在日韓国人のため、高校卒業するまで韓国語が喋れなかったギュテさんは
高校卒業後に韓国留学へ。
当時も韓国人男性に日常的にメイクをしていた影響を受け、日本に戻ってからも毎日メイクをするようになったそう。
当時は身近にメイクをする男性がおらず親からも反対されていましたが、すぐに理解してもらうことはできなかったそうです。
アパレル業界へ
二十歳で、もともと興味のあったアパレル業界に入ります。
働き始めた頃、自分よりも奇抜な人がたくさん働いており、それを見て自分のああしたい、こうしたいが爆発。
さらに派手なメイクに挑戦したいと思うようになりました。
現在よりも10倍濃いメイクをし、好きな服を着て個性的な仲間と働くことが楽しくて仕方なかったそう。
男性がメイクをしているということで母親やまわりの人からは、「女性になりたいんじゃないの」「おかまなの」と言われることもあったそうです。
しかしギュテさんは、心からメイクが好きであり、自分が思い描く理想像に近づきたいという想いのみだったそうです。
メイクはYouTubeを見て独学で勉強し、当時は正しいやり方も分からなかったとのことですが、
どうしてもメイクがしたいので、メイクをした顔を隠しながら電車に乗ったりなどしていたそうです。
母の言葉が人生を変えた
ある日、「どうせメイクをするなら綺麗にしなさい」という母親の言葉で、
違和感があるから変だと思われているんだということに気付いたギュテさん。
人生を変えるきっかけとなる言葉でした。
自分の技術不足に気付くことができ、❝似合う❞メイクを研究すべきだと思ってさらに集中的に取り組み始めたそうです。
誰からどう見られても綺麗でいないといけないということが美しいということに気付いたんですね。
それからはメイクの研究を重ね、頭の中にある理想と実際の自分のズレをメイクで納得がいくまで調整した結果、
メイクの力でどんどん改善されていきました。
ギュテさんのお母さまも、メイクが好きでギュテさんが幼い頃からメイクする姿を見せてきたということですので、
女性として母親として、メイク=美しくなる ということを簡潔に教えてくれたんですね。
ギュテさんがメイクで最初に憧れを持っていたのは母親だということですので、そんな母親から背中を押してくれる言葉をもらえたら凄く嬉しいと思います。
お母さん、凄く綺麗な方です。親子に見えないですね!
今ではお母さまも応援してくれるようになり、一緒にコスメを買いに行くようになったそうです。
素敵な関係ですね♪
人気美容クリエイターに
メイクの研究とアパレルを並行して、ヘアメイクの仕事もするようになりました。
クライアントに見てもらうために上げたYouTubeが一般の視聴者にもウケて、徐々に登録者数が伸び、
いくつかの動画がバズったことから、人気美容クリエイターの仲間入りを果たします。
現在は、メイクアップクリエイターであり美容系YouTuberとしても知られ、その人気はSNSだけではなく、
写真集も発売しました。
メイクで極めた美貌と共に、ジム通いで鍛えた肉体美を披露されています。
自分ととことん向き合い、誰の真似でもなく自分だけのオリジナルを確立されたギュテさんは
多くの人に肯定されることで自信がつき、他人と比べて落ち込むことはなくなったそうです。
ギュテさんにとって、自分を肯定することが大切で、その手段がメイクでした。
コンプレックスをメイクが解消してくれて、自分をもっと好きになれたと語られています。
現在の姿を見ただけでは想像がつかないほどの苦労をされてきた中、自分の夢を諦めることなく前に進んでこられたんですね。
脱毛症やいじめを乗り越えながらも、その前向きな生き方には多くの共感が集まっているそうです。
ギュテさんの変身メイク、本当に凄いですよ!思わずYouTubeを片っ端から見てみたくなりますね!
まとめ
メイクアップクリエイターのギュテさんについてご紹介しました。
広島県まれ広島育ちで、在日韓国人三世だということです。
幼い頃から母親のメイクをする姿を見てメイクに憧れ、さらに東方神起のジュンスさんのメイクでの変化に驚いたところからさらにメイクを研究していきます。
高校時代は脱毛症に悩まされ、いじめにあったことも告白されています。
そういったことを乗り越え前に進み、自分ととことん向き合い、自分だけのオリジナルを確立され、
メイクによって、コンプレックスだらけであった自分を肯定できたとのことです。
苦難を乗り越えてきたことや病気のことを告白される勇気をお持ちの、誠実な方ですね。
今後も、ためになる発信や更なるご活躍を楽しみにしています。
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