「ぼったら焼き」聞いたことはありますか?
浦安市民の心の味なんだそうで、このネーミングの響きがなんとも気になります。
たびたびテレビなどでも紹介されていますが、浦安近辺にお住まいでない方には馴染みもなくどういったものか謎の存在ですよね。
今回は、浦安市民心の味である「ぼったら焼き」について調査してみたいと思います。
ぼったら焼きとは?

もんじゃ焼きのような、お好み焼きのような見た目ですね。
ぼったらとは、もんじゃ焼きのようで、もんじゃではない、浦安市民心の味なんだそうです。
ぼったらはもともと、駄菓子屋さんで食べられていた子供のおやつで、
生地を“ぼたぼた”と鉄板に流すことから、ぼったらという名前が付いたと言われているそうです。
駄菓子屋というものが現在はあまり見かけることが多くないですが、
筆者が幼少時代は駄菓子屋で焼きそばを焼いて出来立てを食べることができたり、
100円握りしめて行けばたくさんのお菓子が買えてしまう、大好きな場所でした。
今も市民に愛されている「ぼったら」は、
小麦粉を水で溶き、たっぷりとウスターソースを入れて鉄板で焼くスタイルで、
香ばしく食感はもちもちとして餅のよう。
もんじゃ焼きのようにへらで食べるが、もんじゃに比べて水の量が少ないので食べ応え十分なんだそうです。
昔のぼったらは、具材が揚げ玉とキャベツだけで、お小遣いで十分食べられるおやつだったそうです。
お小遣いでお腹いっぱいになれるなんて素敵ですね(^^)
他にも、あんこを入れて焼いたり、黒蜜をかけたもの、あんずの甘煮を巻いたものなど、
デザートのようなものもあるそうです。
さまざまなバリエーションが楽しめるんですね。
ぼったら焼き「小ばなし」
漁師町だった頃の懐かしい街並みが残る浦安市猫実(ねこざね)地区の
鉄板焼き・お好み焼き店「小ばなし」。
1981年の開店当初からぼったらを振る舞ってきた店を切り盛りするのは、
店主の宇田川和則さんと、妻の宇田川千鶴子さん。
開店当初から、子どもたちの胃袋を満たしてくれた温かいご夫婦です。
地元の方にとって、お父さん・お母さんのような存在ですね。
鉄板焼き・お好み焼き「小ばなし」
千葉県浦安市猫実2丁目27-10
営業時間 17:00~23:00
定休日 月曜日
お好み焼きやもんじゃ焼きももちろん美味しいということですが、
やはり「ぼったら」が食べられるということでこちらを食べに訪れる方も多くいますね。
おやつにもいいし、おつまみにも合うということです。
家族連れで行っても楽しめるということですね(^^)
ぼったら焼きが食べられるお店は?
また、埼玉県川口市でも、東京発祥のもんじゃ焼き・ぼったら焼きを手軽に食べられるようにと
創業34年の鉄板焼きのお店「まつや」でも頂くことができます。
居酒屋メニューもあるそうで、品数豊富で嬉しいですね。
昔ながらのお店の雰囲気で、子供も喜ぶメニューもあり、大人もどこか懐かしさを感じるようなお店です。
鉄板焼き「まつや」
埼玉県川口市朝日2丁目6-11
営業時間 平日15:00~22:00、日祝12:00~21:00
定休日 要問合せ
こちらもまた美味しそうです!
ベビースターラーメンが入ると美味しさ倍増ですね。
「もぐもぐマルシェ」でも紹介されていました。
「ぼったら焼き」について紹介いたしました。
もんじゃ焼きとも違う、シンプルなのにおやつにもおつまみにもなるという鉄板焼きです。
ルーツをたどると昔の駄菓子屋さんだということが分かりました。
子供はもちろん、当時駄菓子屋に100円握りしめて通っていた大人も、
懐かしい想いに浸れる食べ物ではないでしょうか(^^)
さらに「ぼったら焼き」が浸透して、各地のお好み焼き屋さんで「ぼったら焼き」が食べられるようになるといいですね。
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