魚に関わる番組には、必ず登場しているさかなクン。
特徴のある話し方と、インパクトのある可愛い魚の帽子、白衣という、
誰が見ても『魚博士!』分かるような方です。
我が家は、息子が生き物全般が好きなのですが、魚もそのうちの1つで、
毎週土曜日に放送されている、『ギョギョッとサカナ★スター』を一緒に観ています。
魚についての知識がスラスラ出てくることはもちろん凄いのですが、
魚の絵がとても上手ということと、
話しているときに「ご」の部分を「ぎょ」に変換して、必ず言えていることが凄い!と思うんです。
どうしてもどこかで言い忘れたりしそうなのに、確実に言っているんです!
「ぎょぎょぎょ!」はさかなクンの定番ですが、
ここまで完璧に変換できることに私は感動していました。笑
子供も、番組内容にも喜びますが、その話し方も面白いようで、凄い!凄い!と
見入っています。
魚の知識がパンパンに詰まっていて、尚且つ魚を食べることも大好きだというさかなクン。
子供にも大人気なんだろうと思い、詳しく調べてみます!
さかなクンプロフィール
生年月日:1975年8月6日
本名:宮澤 正之(みやざわ まさゆき)
出身地:東京都出身、館山市在住
有名になったきっかけは、2001年に『動物奇想天外!』の番組で、お魚の解説者として出演した時。
みんなに覚えてもらうアクセントをつけた方がいいと思い、エビスダイというお魚を描いてアップリケにして帽子に付けたものを被り、テレビに出演。
様々なお魚の情報や知識・美味しい食べ方や環境問題などを皆様にお伝えすべく、全国各地で公演を行っています。
現在の活動
- 国立大学法人東京海洋大学名誉博士・客員教授
- 日本魚類学会会員/日本魚類学会代議員
- 農林水産省 お魚大使/フードアクションニッポンメンバー
- 環境省 サステナビリティ広報大使/プラごみゼロアンバサダー/国連生物多様性の10年委員会「UNDB-J」/地球いきもの応援団/生物多様性リーダー/環のくらし応援団メンバー
- 文部科学省 みんなの「探究」応援大使/日本ユネスコ国内委員会広報大使
- JICA(独立行政法人国際協力機構) なんとかしなきゃ!プロジェクトメンバー
- 全国漁業協同組合連合会 魚食普及推進委員
- WWF(公益財団法人世界自然保護基金)ジャパン親善大使/顧問
- FSC (森林管理協議会)親善大使
- 日本さかな検定ととけん応援団
- 千葉県館山市「ふるさと親善大使」第1号
- 兵庫県明石市 明石たこ大使
- 愛媛県 水産王国えひめ応援団長
- 茨城県ひたちなか市 魚食普及推進大使
- 新潟おさかな大使
- 山梨県 富士の介応援団長
- 神奈川県 かながわSDGsスマイル大使
- 沖縄県「宮古島海の親善大使」
(さかなクンオフィシャルサイトより引用)
全国で漁業関係の活動や、環境問題に対しての取り組みをされていますね!思っていたよりも、とても幅広く活動されていることが分かりました!お魚を守るということは、環境問題にも繋がりますもんね。
中学校時代、吹奏楽部を、「水槽学」と勘違いして入部。そして、そのままトロンボーン担当として所属。
水槽学と思い込んでしまうなんて、その当時も魚にまつわることが好きだったのでしょうか?
吹奏楽と分かってガッカリしそうなものですが、そのまま活動されていたんですね。
中学3年生の時に、学校で飼育していたカブトガニの人工孵化に成功。カブトガニの人工孵化は非常に難しかったため、新聞にも取り上げられる。
これは凄いですね!クラスの先生や友達、というより全校のヒーローとなったんでしょうね。
現在の芸名『さかなクン』は、小学校後半あたりから、気づいたら周りの友人達に呼ばれていた。
ということは、この時から魚に関しては知識があったということですよね。このあだ名を芸名として使うなんて、昔からの友達も嬉しいでしょうね。
小学校の卒業文集に、将来の夢として『水産大学の先生になること』と書いていた。
2006年に東京海洋大学客員准教授に就任したということですので、夢が実現したということですね!
2010年、絶滅種とされていたクニマスの再発見をすることに貢献。
これは凄いことですね!世界的な大発見です!
20歳ぐらいの頃からアルバイトを転々とし、寿司屋で働いていた時、店内で魚のイラストを書いたところ、それを見た他店舗や企業からの絵の依頼が舞い込み、アルバイトを継続しながら兼業イラストレーターとして活動を始める。
魚の知識もある上に、この時から絵も上手だったんですね!
さかなクンの書く魚の絵は、リアルで色使いもとても綺麗だと思います。
欲しくなってしまうぐらい。
さかなクンの描く魚の絵
どれも、凄く色使いが綺麗で凄く上手!!
長年魚を見てきたとはいえ、相当な絵心がないと書けませんよね。
私は絵心がまったくないので、心からうらやましいし、尊敬します。
リアルだけど、可愛い。そんな絵が描けるんですね。
さかなクンの幅広い知識
魚の知識を生かす活動として、著書もたくさんあるようです。
さかなクンオフィシャルサイトにて、グッズ、DVD、書籍など紹介されています。
テレビでも分かりやすく、魚の生態などについてコメントしてくれているので、
本も分かりやすく、見た目も可愛いものばかりです。
図鑑もありますが、さかなクン視点でのコメントや、イラストなども織り交ぜた、オリジナリティーのある図鑑で、大人が読んでも楽しめそうですね!
お子様も夢中になって読みそうです。
子育ての中での、子供への声掛けなどに関しても、参考になるコメントをしてくれています。
お子様の、「好き」を後押ししてあげましょう!
「好き」を後押しされることで、どんどん調べて、伝えて、楽しくなる。
夢中になったものに何一つムダはない!
さかなクンのこれまでの生き方でもありますよね。
確かに、大人からしたらあまり興味のないことでも、子供は必死になって取り組みますよね。
我が子で言えば、石探し、虫探し、恐竜の名前、乗り物の名前、モンスターの名前や
アニメの話などいろいろですが・・
こちらが質問をしたりすると、嬉しそうに自慢げに話し続けます。
そうして、得意なことを更に知識を深めていってくれたら、いつかどこかで生かせされますもんね、きっと。
さかなクンも、テレビや本を通じて子供たちのそういった興味や、もっと知りたい!を
引き出してくれるような表現をしてくれていますね。
さかなクンの特技は?
そんな、頭が良くて伝え方も上手なさかなクン。
他に特技などはあるのでしょうか?
サックスが上手!
音楽にも才能があるようです!
2016年、「キリン氷結」のCMで、大ファンだという東京スカパラダイスオーケストラと共演しているんです。
凄くかっこいいですね!
この時の楽器は、バスサックスで、さかなクン自前のものだそうです。
重さは8キロもあるそう!
普段のさかなクンとは雰囲気が全然違って、とても素敵だし、違和感がない!
さすが、水槽学。ではなく吹奏楽部に所属していただけあり、そちらも継続していたということですから、音楽や楽器に関しても才能が長けているんですね!
勘違いで入部した流れですが、そのまま続けていたということは、性に合っていたんでしょうね。
そして、ここまでの才能を発揮できるようになるとは凄いです!
トロンボーンやクラリネットも演奏していたそうで、自分でも20本以上の楽器を所有しているそうです。
音楽は、気持ちをプラスにしてくれる偉大な存在なんだそうですよ!
音楽って、日常に欠かせないものですよね。
音楽によって気持ちが整ったり、明るい気持ちになれますもんね。
作詞・作曲をしていた!
山形県で、新しく開校する小学校の校歌を作詞作曲したことがあるそうです!
山形県遊佐市で、町内の5校を統合して町唯一の小学校として開校した、遊佐小学校。
さかなクンは遊佐町で講演したこともあり、子供たちに大人気だったそうで、
町の教育委員会がさかなクンに、校歌の作詞作曲を依頼したことがきっかけだということです。
「校歌の作詞作曲は初めてで、(依頼を受けた時は)ギョギョっとびっくりしました。町には自然豊かでおいしいものがいっぱいあります。児童たちが町に誇りを持ってほしいと思い、町の魅力を歌詞に込めました」
引用元 https://www.yomiuri.co.jp/national/20230412-OYT1T50010/
初めて作詞作曲をされたということですが、子供たちや、遊佐町への想いなど込めて、曲作りに励まれたんでしょうね。
校歌は、子供たちにも大好評だったようです。
大好きなさかなクンが作った校歌、いつまでも忘れずに心に残っていそうですね。
まとめ
ギョギョギョ!のさかなクンについてでした。
魚の知識はもちろん、絵もとても上手であり、音楽の才能もある素晴らしい方です!
それでいて、親しみやすい雰囲気や話し方が温かいので、
子供たちにも大人気なことが分かりますね!
ご自身の経験を踏まえた上での、子供に対しての接し方なども教えてくれているので、
私も、母として、さかなクンから学ぶことは多そうです。
多くの分野で、それぞれをしっかり極めているさかなクン。
これからも更に、活躍の場が広がっていきそうですね!
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