松橋真三さんは、十和田市出身の映画プロデューサー。
大ヒット映画【キングダム】シリーズを手掛け、日本映画に確かな存在感を示してきました。
2025年6月には、映画【国宝】が、観客動員数500万人を突破する大ヒットとなり、
その幅広いプロデュース力が話題を呼んでいます。
【キングダム】【国宝】の2作とも、俳優の吉沢亮さんが主演となっていますね!
【キングダム】では、主人公・信(山﨑賢人)の幼なじみであり親友である漂と、
秦国の王・嬴政の二役を演じ分け高い評価を得ました。
【国宝】では、後に国の宝となる男・立花喜久雄役として主演されています。
【キングダム】で大ヒットを生み出した松橋真三プロデューサーが、
新作【国宝】でも吉沢亮さんを主演に起用。
時代もジャンルも異なる二大作品で吉沢亮さんを起用した背景には、
俳優としての幅広い表現力への信頼がうかがえます。
今回は、松橋真三プロデューサーが【キングダム】【国宝】で吉沢亮さんを起用したエピソードや
撮影秘話についてご紹介していきます。
松橋真三さんについて

松橋真三プロデューサーは、日本映画界で数々のヒット作を手がけてきた敏腕プロデューサーです。
松橋さんのプロデュース作品は、原作の魅力を最大限に引き出しつつ、
エンターテインメント性豊かな映像作品として昇華させる手腕が高く評価されています。
プロフィール
松橋 真三(まつはし しんぞう)
生年月日:1969年8月18日
出身地:青森県十和田市
職業:映画プロデューサー
映画制作会社クレデウス代表取締役
学歴:青森県立三本木高等学校、早稲田大学法学部
子供の頃から映画と漫画が大好きだったという松橋さん。
中学生の時の夢は映画監督でした。
早稲田大学では映画業界を目指すために文学部に行きたかったそうですが、
両親や兄からの勧めで法学部に入学したとのこと。
入学後も映画の仕事をしたいという気持ちに変わりはなかったと語られています。
映画においては、「プロデューサーが一番偉いのではないか」と感じて、
プロデューサーを志しました。
営業職を経験したことで、プロデューサーの資質が備わったとも語られています。
経歴
1994年にWOWOWに入社し、営業を経て2000年の「バトル・ロワイヤル」より映画プロデューサーの道を歩み始めました。
2005年に独立し、「ただ、君を愛してる」(2006年)「パラダイス・キス」(2011年)などヒット作品を手掛けます。
2018年に映画制作会社クレデウス設立。
近年の代表作は「新解釈・三國志」(2020年)、
「キングダム」シリーズ(2019年~)、「銀魂」シリーズ(2017年、2018年)、
「沈黙の艦隊」シリーズなど。
「キングダム」「銀魂」では、それぞれ優れたプロデューサーに贈られる藤本賞・特別賞を受賞。
松橋真三プロデューサーが吉沢亮さんを起用したエピソードは?
松橋プロデューサーが吉沢亮さんを
【キングダム】【国宝】という2つの大作で起用した背景には、吉沢さんの俳優としての才能と魅力に対する確固たる信頼がありました。
キングダム
【キングダム】で吉沢亮さんが演じたのは、後の始皇帝となる嬴政(えいせい)です。
原作ファンにとって非常に重要なキャラクターであり、
その配役には大きな期待が寄せられていました。
松橋プロデューサーは、吉沢さんの持つ高貴で繊細な雰囲気が、
嬴政の複雑な内面を表現するのに最適だと確信していたといいます。
松橋プロデューサーはこのように語られています。
吉沢くんとは一緒に仕事をして、その仕事の素晴らしさをわかっていたので、この人をスターにしなければいけないと思っていたんです。
自分の中にいっぱい引き出しができていろんなことがやれる。吉沢くんはそういう人だと思ったんです。
クールな美しさの中に、内に秘めた情熱と孤独をにじませる吉沢さんの演技は、まさにハマり役でしたね!
松橋プロデューサーは、吉沢亮さんが嬴政としてスクリーンに現れた瞬間、
「この役は彼しかいない」と強く感じたそうです。
映画公開時には吉沢亮さんが大注目となり、その的確なキャスティングが評価され、
「神様が選んだ」起用だと語られています。
「ビジュアルが完璧すぎる!」「目の演技がすごい」「声がいい!セリフが心に響く」などの声がSNSでは多く見られました!まるで原作から飛び出してきたかのような、高貴で美しい佇まいに多くの人が魅了されたようです!本当に美しかった!!
国宝
松橋プロデューサーは、【国宝】の主人公・立花喜久雄役に吉沢亮さんを抜擢しました。
主人公の立花喜久雄は、任侠の一門に生まれながらも、
歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ芝居だけに生きてきたという役柄。
この役には、美しさ、カリスマ性、そして深い孤独感を兼ね備えた俳優が必要でした。
松橋プロデューサーは、【キングダム】での演技を通じて、
吉沢さんの持つ圧倒的な表現力と、役柄に深く入り込む集中力に魅了されていました。
歌舞伎という特殊な世界を描く上で、吉沢亮さんの持つ「孤高の美」が、立花喜久雄というキャラクターに説得力を持たせると確信していたと語っています。
「色気がすごい…」「ストイックさが伝わる演技」「繊細さと力強さのギャップが魅力的」などの声が多くありました。この役は、吉沢亮さんの新たな一面を引き出し、ファンだけでなく多くの映画ファンを驚かせたようです!
松橋真三さんが語る撮影秘話とは?
【キングダム】【国宝】、2つの作品の撮影現場で、
吉沢亮さんはどのような存在だったのでしょうか。松橋プロデューサーが明かした撮影秘話をご紹介します。
キングダム
【キングダム】の撮影現場では、CGや大規模なセット、多数のエキストラが入り乱れる大掛かりなシーンが多くありました。
松橋プロデューサーは、そのような過酷な状況下でも、
吉沢亮さんが常に冷静で集中力が高かったと語ります。
特に、信(山崎賢人さん)との緊迫したやり取りのシーンでは、
2人の間の独特な緊張感が、作品にリアリティを与えていました。
吉沢さんは、膨大な台詞を完璧にこなし、嬴政というキャラクターをより深く掘り下げていきました。
国宝
【国宝】の撮影では、吉沢亮さんは歌舞伎の所作や台詞回しを徹底的に学びました。
松橋プロデューサーは、吉沢さんのプロ意識の高さに感銘を受けたといいます。
吉沢亮さんは、撮影に入るはるか前から歌舞伎の稽古を重ね、
自ら積極的に役作りに取り組んでいました。
その真摯な姿勢は、共演者やスタッフにも良い影響を与え、現場の一体感を高めました。
特に、吉沢さんが舞台上で舞うシーンは、CGではない本物の迫力と美しさがあり、見る者を圧倒するほどでした。
まとめ
松橋真三プロデューサーと吉沢亮さんは、
互いの才能を認め合い、最高の作品を創り上げてきた最強のタッグと言えるでしょう。
松橋プロデューサーは、吉沢亮さんの持つ唯一無二の存在感と幅広い表現力に魅了され、
2つの異なる大作で彼を主演に抜擢しました。
一方、吉沢亮さんは、松橋プロデューサーの期待に応えるべく、
どんな困難な役柄にも真摯に向き合い、完璧な演技で応えました。
吉沢亮さんを起用してくださった松橋プロデューサーも、
視聴者全てを魅了する演技を見せつけてくれた吉沢亮さんに心から感謝ですね。
この最強の組み合わせが今後、どのような新しい作品を世に送り出すのか、
日本映画界の未来を担う二人の活躍から目が離せませんね!
コメント